子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

肺炎に溶連菌、そしてまた風邪。

12月に入って急に具合の悪くなった息子。そこに輪をかけて娘も急な発熱。体温計が壊れるかと思うくらい熱は上昇するし、そのわりにざっくりしか近くのクリニックは見てくれないし。

結局娘は溶連菌でしたが、息子は「軽い風邪」と言われて帰されました。

軽い風邪と言い聞かせて見ていたものの、なかなか調子は上がらず、定期受診のときに大学病院の先生に診てもらったら「肺炎になってる!」ってことでした。

入院する?て聞かれたけど、娘のお迎えのことなどいろいろ頭によぎり、「息子にとって一番良い選択肢を選びたい。入院が必要ならそれでも良い」と伝えました。でも結局、一人になると寂しすぎてギャン泣きするし、それは呼吸状態に良い影響がないから、ということで自宅に帰りました。

とはいえ、吸入をしまくり点滴をたっぷりしてステロイド漬けにしてからの帰宅。

 

近くのクリニックで夕方、受診の予約もあったので、大学病院の結果を近医に伝えた所「だから言ったでしょ。こんなに悪くなるの、お母さん気づかなくちゃダメだよ。保育園に行ってるから風邪も引きやすいんだよ…」うんぬんかんぬん。

 

先週、軽い風邪って診断して感染症にかかってたのに検査もしないし抗生剤も出さなかったくせに。大学病院の先生では初動が良くなかった、的な話だったけど...とムッとしましたが、大学病院の先生は「息子さんの場合はけっこう悪化しやすいからすぐ来ていいよ」と言ってくれて心底安心。

普通は、大学病院=冷たい、クリニック=優しいというイメージですが(多分)通っているT大学病院では小児科医が軒並み親切。

 

すぐ検査してくれるし、ちゃんと診断のエビデンスを揃えて説明してくれます。

 

その御蔭か、だいぶ良くなって保育園にも行けました。

で、やっぱりクリスマスイブに具合が下降線。低気圧が来てるから仕方ないですが、本当にすぐに風邪をひく。

良くなってる時間のほうが短いんじゃないかと思うほど。

 

私も年末まで休めないけどがんばります。

「赤ちゃん4歳」

昨年の今頃、臨月で抱っこもままならず、夕方は具合も悪くなる上に試験勉強の焦りもあり、イライラしがちで「娘ももう3歳だから」と思ってちゃんとして!という要求が多かったように思います。

ちゃんと歩いて。

ちゃんと言いたいこと言って。

ちゃんと靴はいて。洋服着て。ご飯食べて......

 

息子が生まれてまもなく入院してしまい、ほぼ私の父母が娘の迎えをしたり夜ご飯を食べさせてくれたり。

せっかくの育休なのに娘との時間が短いなぁ、申し訳ないなぁと思うことが多くありました。

社会福祉士の試験も終えて、息子も退院して、私も4月から職場復帰して...

 

3才児クラスになって、先生の人数もぐっと減って(年少さんクラスなりの配置はありますが)いつでも抱っこしてもらえるわけでもなくなり、スキンシップ大好きな娘の心を思うと、ちょっとこの状況は良くない、と思うようになりました。

 

幸いにも息子のお迎えを母がしてくれることが多いので、娘と二人の時間が保育園のお迎え音聞にあります。

そんなときは、できるだけ「抱っこ」をして帰ったり、息子を連れて出かけるときも、息子はベビーカー、娘は抱っこという風に娘にもしっかり甘えたり「赤ちゃん」に戻れるドアを開いてあげたいなと思っています。

小学生から中学生の間に女の子から少女になっていくときに親との距離が微妙になるように、赤ちゃんから女の子になるときにもそんな微妙な時期があるのだなぁと娘と接していて思います。

そんなときに、「もう大きいから」ということを求められて誇らしく思える日もあれば、重苦しいときもあると思います。

特に甘えん坊の娘のことなので、抱っこしてと言われてらいっぱいいっぱいだっこしてあげたいなと思っています。

娘が後に戻れたり、立ち止まったり、ほんの少し時間を巻き戻せる「魔法じかけ」って親だからこそ用意できるものなのではないか、と最近思います。

保育園も、この先の学校も「いま」や「未来」に向かっていかに良いパフォーマンスをするかが求められ続けます。

 

私も、未だに親に小言を言われ、親に甘えて年不相応で生きている部分があります。

でも、だからこそ仕事ではがんばれたりスイッチの切替ができているような気がします。

 

これからもずっとかわいい娘と息子。

徐々に抱っこも求めれなくなると思いますが、求められる限り、重かろうが多少つらかろうが応えていきたいです。

 

世代かな。この歌、いつか子どもが生まれたら、と思っていたけど生まれてからさらにグッとくる。

もう20年にもなるのねぇ><


Chara「Tiny Tiny Tiny」 1997 AKASAKA BLITZ