子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

保育園のクオリティ劣化問題

娘は保育園歴今年で5年目、息子は2年目に突入しました。

昨年くらいから少しずつ気になっていたことですが、今年に入りいよいよなんだか保育園への不信感というか「本当にちゃんとしてくれているの??」と思うことが増えてきました。

特に息子のクラスでは

  • 鼻水がたれていてもふいてくれない
  • 寒い日でも半袖一枚。ランニングシャツも長袖もあるのに着せてくれない
  • 引き出しの中はぐちゃぐちゃ
  • 靴下など持って帰ってほしいと思った洋服なのか、汚れ物といっしょくたに汚れ物袋に突っ込まれている

娘のクラスでも

  • 朝の送りも帰りのお迎えもほとんど先生と話せない
  • こちらが朝、送ってきても本人の確認もしない
  • 子供同士でかなりきわどい喧嘩をしていても知らん振り

本当に大丈夫かなと思うことがいっぱいです。おまけに前のクラスの好きだった方の担任の先生が持ち上がらず、息子は新しいクラスになかなか馴染めず...。

 

悶々としますが、私もこんな強気な性格なので連絡帳などで質問をして不満を和らげています。きっとモンスターペアレントだと煙たがられているのかもしれないですが...。

 

子どもを10時間近く預けていることを考えると、もう少し信頼関係が築けないとダメなのはわかっていますが、以前に比べてだいぶクオリティが下がったような気がしてなりません。

 

以前は、洋服についても「何」を「どれだけ」と細かく指定されてそれなりに大変でしたが、大変なりに先生たちもしっかり見てくれている、という感じでしたが、今は本当に適当。

で、先生が急に気になったこと(咳・鼻水・熱など)はしつこく言われたり。

受診して大丈夫と言われているものでも「気になります!」みたいな。

咳、熱はともかく鼻水など連絡帳に書いてくれてる暇があるならひと拭きしてくださいな、と思うのですが...。

娘のクラスはけっこう他の園に転園しているパターンも多くて、この1年で4人くらい抜けていって、子どもも増えていないのでいくら公立保育園とはいえ、園が増えている現状で淘汰されているのかな、と思います。

 

鈍感なので気づきにくい方ですが、きっと先生たちがのびのび働けてなくてクラスの子どものケアに全体的に手が回っていないのかも。

 

まだ4月なのに...。

 

 

昨今のセクハラ報道など見て憂うこと

昨年、伊藤詩織さんが強姦の被害を公にしたり、#MeTooの運動が(海外では)広がってグラミー賞英国アカデミー賞などでも抗議のうねりが盛り上がっていました。

そんな中、日本でもはあちゅうさんが声をあげていたけれど、日本ではあまり広がる気配がないなぁと感じています。

だってこんな受け止めをメディアの中の人がしているんだもの。

this.kiji.isよく言われることが「女は愛嬌 男は度胸」。

何でも笑って流せと女性は言われることが多いです。

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なんだかな、と思います。私が中学や高校の頃からこういう反応で済まされることが、この国にはいつもいくつもあってそのたびにため息が出ていましたが、結局それから20年経過しようと大きく世論の質は変わらないのだなと思います。

幸いにも、私はどの職場でもセクハラみたいな経験をしたことがありません。

強いて言えば、先日、職場の医師に「妊娠してるの?」って言われたことくらいです。「太っただけです!」とかなりムッとしました。だって私がシングルマザーだって知ってるくせに軽口をたたきやがって...。ということで。

 

過去に勤めたどの職場でもセクハラ発言をする人がそもそもいなかったというのは、恵まれていたのだと思います。

 

一連の報道は他人事のようで人ごとではないなと思います。これが自分の娘だったらと置き換えるとおぞましいですし、娘には「うまいかえしで切り返せ」という小手先の処世術を伝えるのではなく、この世界が様々な偏見や差別によって歪んでいるという本質的課題を掴んで、変えていく力を一緒に考えていきたいです。

息子にも、同様のことを伝えたいと思います。

 

 

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