子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

つわりと仕事

妊娠してすぐにつわりになりました。

年末だったこともあり、仕事も割とはやく休みに入ったので何とか切り抜けましたが、年明けからどう働くかやや絶望的な気分でした。

これまでに味わったことのない気持ち悪さ。

 

二日酔いがものすごく苦しい感じです。飲んでないのに、いっぱい寝てるのに全然関係なく何をしても具合が良くならないのが酔っぱらいと大違い。

 

将来、つわりを軽くする薬がでてきたらすごいと思いますが、神様が与えた産みの苦しみとは、妊娠から指すんだと身を持って実感しました。

 

そんなわけで、みんなと同じように働けないということを感じ、親しい友達、家族の次に職場の人に妊娠を話しました。

つわりのない人は安定期に入ってからというのが一般的だと思いますし、私も別のコミュニティの人たちには春先にようやく話しました。

 

妊娠中は「これがうつなのかもしれない」と思うほど気分の落ち込みも激しく、子どもが死んでいるのではないかとか、不妊で悩む人もいるのにとか、いっぱい考えていっぱい泣いていました。

とにかく泣くことでしか何も表現できないというふさぎ込みようでした。

 

仕事をしていなかったら、さらにひどくなっていたと思います。

電車の行き帰りなどはヤバかったですが仕事をしていることで、少なくとも仕事の時間は負の気持ちから解放されていました。

 

つわりの理由は諸説ありますが、自分じゃない命がお腹にあるということが、自分の体にとって大きな負荷であることは間違いないし、その時に感情もホルモンバランスも崩れるのかもしれません。

 

でも、仕事はそんな内面的な変化とは無関係に動いています。

だから自分の中で起きてることとは別に向き合うべきものがあるということが私にとっては救いというか、良かったと思いました。