子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

働きながら育てる時の精神的な壁

 子どもを預けて働き出した最初の半年が、一番精神的葛藤が大きくありました。

保育園で

家族以外に長時間、子どもを預けるので「洋服がきれいにたためていない」「爪が伸びている」「頭がぐしゃぐしゃ」など0歳児では親が見るべき役割を果たしていないと、先生に思われるのではないか? という余計な勘ぐりをしてはプレッシャーを感じると言うことがありました。

 

娘の保育園のクラス担任ははっきりと物を言ってくれるので、それがまた最初は慣れずにキツイなと思いました。

まあ、私が行けないのですが(洋服のしまってある)「引き出しを整理してください」とか「このズボンは丈が長いですね」など、当たり前のことですがズバッと言われると何だか「そんなこともできないの?」「わからないの?」といわれたような(ちょっと被害妄想)気分になります。

 

とくに、最初の頃などまだハイハイだったのでロンパースを持たせたのですが「ロンパースは保育園ではダメ。買い直してください」と言われたり。

買い足しはしませんでしたが、ロンパース、ダメ、絶対。でもなさそうだったので足りない時は持たせましたが。

 

職場で

職場は元の部に戻れたので、仕事内容に関するプレッシャーやストレスはそれほどなかったものの、シングルの年上の同僚には何かに付けて「まみさんは子どもがいるから」と言われるのが、「だから何?」と思ったりしたこともあります。

会議に参加できなかったり、またそのためにキャッチアップの時間を後日作ってもらうといったことが、頼みにくいと感じたこともありました。

 

子どもが病気の時は一番気を遣うので、連続休まなくてはいけない時は申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。本気で「子どもをおんぶして仕事します」といったら「子どもの風邪が社員にうつっても困るので」(という、すごーく当たり前のこと)をいわれました。

 

復帰直後は焦る気持ちが大きい分「働かねば」という思いが強かったです。

「いいよね、看護休暇取れて」という言葉も刺さったり・・・。

いうのはだいたい同じ人なので聞き流すしかないですね。

 

家で

基本的に夫に何を言われようと、外で言われるようなダメージはないのですが時々「き~~~」とヒステリックを起こすとなかなかいい気分はしないもので、これもまたつらいものがありました。

原因はたいてい、些細なことです。「お皿も洗うならコップも洗ってね」と言った一言が逆鱗触れる、とか「タオルとって」という一言が「人に物を頼む態度か!」と怒りを買ったり。

どこに地雷があるかわからないと思います。

 

家でのことは、あまり「働きながら育てる」には関係ないですね。翌日睡眠不足、ということくらいです。

 

いろいろ、心の中では感じること、思うことが日々ありますがリモコンでチャンネルを変えるみたいにどんどん、どんどん変えて行っちゃえばいいと思うようにしています。

それこそ、大好きなテレビを見ていっぱい寝て、音楽聴いて。帰り道を歩くだけで気分転換だし、何より子どもはかわいい。

このことってすごく心のバランスを保たせてくれています。

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