ちょっと気になったニュースをたどって行ったらここに行きつきました。
有料イベントで人つなぐ 新興メディア、出会い提供 :日本経済新聞
昨年の私なら完全スルーだったと思いますが昨今の弊社のお家事情に伴い、急速に状況が変化しているので興味津々で読みました。
何これ〜知りたかったことだいたいココにあった!
THE BRIDGEのサイトは何度も見たことあるけど全然気づかなかったな~。節穴という言葉がありますが、まさに私の目はそれそのもの。
同じように「見て」いても何に興味を持って見るかで見える景色がガラッと変わる好例です。
このメディアの場合は、「起業家と投資家」の接点を作ることがビジネスのキーポイントのようです。そのために使う手段は、メディアにとどまらないし、筋の通ったあり方だなととても勉強になりました。
お金のことはからっきしわからなくて「ダメ」なのですが、ビジネスを考えれば考えるほど、お金が大事だということを実感します。
とくにIT企業の場合、プロダクトが目の前で形になってあるわけではなくそのシステムだったりサービスだったりするので、次なる事業展開のために新たな投資を受けることはよくあると思いますが、「ちゃんと目の前の、手持ちのサービスからマネタイズもする」ことが疎かになってしまうこともありそう。
もちろんそんなとんまな経営者はいないんだろうけど、資本を増やして赤字も絶賛拡大中な会社も少なからずあるわけで・・・。
Webメディアはサバイブすることに一生懸命になってしまって、THE BRIDGEさんのようにビジョン(つまり目的地)を見失っている場合もあります。
うちの会社がそれに近いのではないかと危惧してます。。
ここでもう一度、自分が何をこの会社ですべきか考えたいと思いました。本当にPV時代は終わってるということを各方面で実感します。
もちろん、これからもPVの指標は1つの目安になるとは思いますが、そこを争ってもしようがないんだということは、とても感じるところです。
ところで、PVといえばブログ、とくにブロガーさんの場合、PVも収入に大きく影響しそうですが、ブロガーでブログオンリーという人は逆に珍しくて、みなさんクリエイトなことをしているなぁとついついチェックしてしまいます。
「Webメディアの可能性という勘違い」というのは、私の中でずっと「メディア」にこだわっていたことです。
昔ならば新聞、テレビ、ラジオっていう一種の「製品」(何かしらのもの)「番組」を通して「はい、これがメディア」ってすごくわかりやすく提示されていました。
それぞれの業界が自分の存在意義を「テレビ(マン)であること」「新聞(の人間)であること」など、こだわってやっていた時代でした。
でも今って「それで、だから何?」という時代です。
だから何?って言われた時に答えられないことこそ、中にいる人の問題だし、まあ自分自身、そう言う問題を抱えているんだと気がつきました。
メディアってツールだし、今では誰もがメディアになってる時代です。
そこで自分の存在意義を見いだすにはメディアという手段にこだわるんじゃなく、「何」をするということにもこだわってビジョンを持つべきだと思いました。
その上で。
メディアが手段だからどう使ってもいいとは思いません。
包丁が手段だからといって人を刺してはいけないように。
そんな気づきを与えられた冒頭の記事。とあるITの大御所みたいな人のブログからホリエモンのサイトに飛び、そこからnewspicksに飛び、日経に着地したという構図でした。
この横移動の壁無し感、ハンパなく便利ですね、いまさらですが。
だからネットサーフィン止められなくなる。
夫が非常に感化されてました。読むと「お~」となるのですが、実際のところ頭の回転力とか凡人の5倍、10倍違いますからね~。でも、ライブドア後(というか出所後)の活動はけっこう気になってます。宇宙行くことはどうなったんだろう。そんなに行きたいかなぁ~。この人生でいけなくても全然未練も感じない自分とは、やはり違いが大きそう。