前々から気になってるCMがあります。
タイトルのとおり、ユーキャンのCMについて。AKB48が起用された頃からとくに目に付くようになりました。露出も高まってるし。
そのCMの流れとしては「こんな子だけどこんな(いい)資格取れた」みたいな、タレントに失礼じゃないの?おーいというもので、ローラ×アンナのタッグも同じ感じの流れを感じます。
しかもローラと土屋アンナにいたっては美文字。
字が汚いことをほのめかしているようだと思ったのと、その先の展開(字がうまくなってどうする?)が全然わからないまま「きれいになった、やったー」で終わってるのが毎回、何かもやっとした気持ちにさせられます。
ユーキャンがライト路線を走ってることはよくわかるし、最近トライが大人向け家庭教師を始めたりして、大人も勉強することがブームっていうか広がってるんだろうなと思います。
古くはケイコとマナブもあったのにね。今、ないんでしたっけ?コンセプトは非常に近いし、これはこれではやったと思うので、まあ時期というか、はやりのサイクルなのでしょう。
ただ、資格といっても海千山千だなと思います。
育休をとるにあたって、「この休みを無駄にしたくない、そうだ、前から知りたかったカウンセリングの技法を身に着けよう」ってわりと軽いのりでカウンセリングを勉強できるところを探しました。
あれこれとサイトを比較して各学校の特色を見比べてもよくわからなかったので、社会的に通用するものとして、臨床心理士か産業カウンセラーの二択に絞りました。
臨床心理士は大学院で学ぶレベル。うわー。乳飲み子もいて想像つかない、学費高い~と断念。
グッとハードルの下がる産業カウンセラーに落ち着きました。
今年から始めるキャリアコンサルタントも社会福祉士も国家資格だからいいかなって思ったというのが本音でもあります。正式にはキャリアコンサルタントはまだ違うけど。
勉強するということには二方向あって、教養を深めるという方向と、社会で活かす(詰まり仕事)ことに直結したものという方向です。
「資格を取る勉強」というときに、どっちの方向に進もうとするかはその人の置かれたシチュエーションや考えの傾向とかタイプで違ってくるのではないかなと思います。
ユーキャンのCMは「誰に対して資格の勉強を促しているか」ということがある意味明確だなと思います。
AKB48とかローラとかで「あのローラが!」みたいにリアルな話でCMが作られるのも面白いと思いますが、ここは深キョンあたりが会社社長の秘書役とかで美文字を練習、そのかいあって秘書としての株を上げるというベタなものでもいいのかも。でもこれじゃつまらないのか~。全然おもしろくなさそうだぞ。
文字を習いたいモチベーションてなんだろうって思ったんです。
そう。モチベーションが上がらないのにみんな勉強するのかな?興味だけで続くかな?お金払うかな?
これが本日の私の疑問でした。
お金払って勉強するからには「取った」と履歴書に書けた方がいいというのは、夢がなさ過ぎるかな。夢のために取る資格だからありかな。
なんて一人でくるくると考えています。