子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

「自己認識」をするために有効な手段

最近、スクーリングがあるので友達に「何の勉強をしてるの?」って聞かれます。

かくかくしかじか、答えるのですが、明らかにハテナの顔をした友達を見て、自分でも当を得た答えになってないなと思います。

 

仕事でも、勉強でも、自分のしていることを人に伝えるのはとても難しいものです。

 

仕事については、「Webに記事を書く仕事だよ」とすごいざっくり伝えるのですが、「どんな記事?」って聞かれると、そもそも相手が知っている「モノ」かどうか、その「モノ」とは何かを説明する必要もあったりするので一層の長尺になります。

 

しかも仕事の内容は本当はもっと別のこともやってたり、複雑だったり同僚ですらよくわからないこともやったりしています。自分の仕事を書き出してみると、自分ではわかっているのですが、これを人に伝えるのは難しいなと思います。

 

ただ、「自分のことを人に伝える」というのは、今勉強しているキャリアコンサルタントのキーワードだなと思います。

社会福祉士でも「自己覚知」なんていう難しい言葉で言われますが、自分を認識する、知るということが大事だと言われます。

「人に伝える」ということはどの言葉を使うかや論理展開が整合性のあるものである必要があります。奇しくもどちらの勉強でもその能力が求められるので良い勉強、トレーニングになります。

 

私って何してるんだっけ?

それをしている自分はどんな気持ちかな?

人にそれは理解されているかな?

と。

人に知られる必要はないという部分も多々ありますが、自分のしていること、自分のことを人に伝えるというのは意外と社会で求められる能力だったりします。

仕事であればフリーでもサラリーマンでもそれを正確に伝えられないとクライアントや上司に評価されず、仕事が回らないし、キャリアコンサルタント社会福祉士も、誰かの相談に乗る仕事ですが、自分自身もろくに把握できないのに人の相談に乗ることはできないからです。

 

そう思うと、自分自身を知ることが今の勉強の中で最大の課題なのかな、と思います。

 

同じ勉強や仕事をする仲間とは、ある種、共通の知識や言葉があって説明を省いても済んでしまいますが、それ以外の人にわかってもらうには言葉を尽くさないと伝わらないので、自分が勉強していること、そのきっかけとなったことなど友達に話すことは、自分を認識する良い訓練だなと思いました。

あとは、よく夫に話すのですが、「全然わからん!」と言われるので、私が省略したりはしょる時に容赦なく突っ込んでくれる家族に伝えるのも良い訓練になりそうです。