先日、スターバックスで勉強をしていた時に隣のテーブルから興味深い会話が聞こえてきました。
おそらく大学生か社会人1-2年目くらいの若い女性同士だったのですが内容はこんな感じです。
Aさん:「付き合う相手には、一定以上の収入を求めるよ。500万くらいはないと。ちゃんと正社員で保険とか入ってるとか、年金払ってるとか大事だと思う!!」
Bさん:「うーん。そうかなぁ。だって好きになっちゃうこともあるよ」
Aさん:「そもそも不安定な人を好きにならない」
Bさん:「じゃあ告白されたら?」
Aさん:「収入とか低かったり正社員じゃない段階で絶対に付き合わない」
ってことでした。
そしてこの記事を読んで妙にリンクしてしまいました。
福田萌の意見やAさんの意見に反発する人もいっぱいいると思います。現に炎上してるし。
でも、反論してる人の中にも現実を「見た目」で判断してる人もたくさんいると思います。それなりに線引きをしていると言うか。言うか言わないかは別として。
わざわざ公言しちゃう時点で頭悪いなぁって思いますが、福田さんはタレントなのでそうやって反感を買うコメントをあえて言う炎上商法の一種なのかもしれません。
「優しさとか、価値観とかこそが最重要だよ。」
という人も多くいると思うし、それも大事なのですが、そのことと経済力は天秤にかけられないものなんじゃないかと思います。
そんな時、「結婚の理想ってなんだ?」と思うと、姉のことを思い出します。
姉が若い時にお付き合いした人は、地方で軽トラに乗り、自販機のジュース補充をして回る人でした。
仲良かったし、結婚の話も出ていたし、クリスマスも仲良く過ごしていたはずなのに、年明け早々に別れていました。
周囲の友達には大反対されて、なぜ別れたのか?と残念がられたそうですが、姉からしたら未練ゼロ、すっきりだったようです。
理由は、「頑張る努力のできない人だと思ったから」。
姉にとってここ一番でがんばれるかどうか、と健康であることが結婚の条件だったようです。
健康問題はともかく、たしかに頑張れるかどうかというのは大事な資質だなと思います。
私の夫も頑張れる人だと思っていたのですが、資格試験をサボるところをみると、もっとがんばりなよ!って思ってしまいますが・・・(汗)
ただ、学歴というのはどこまで「努力する人」と言い切れるか、わからないです。
アメリカの一流大学を出たともなると、能力とお金が潤沢に必要だし、日本の大学とて困窮家庭の中で行くのはとても難しいです。
そこを苦労せずに行った人が「うちらがんばったから!!」と卒業して何年も経ってるのに言い切っていいのかどうか。
収入とて、サラリーマンだって今時不安定だし。
結局は「どこにいても誠実に物事をやり遂げ、柔軟に対応できて人の役に立てる人」というのが究極の理想ですが、そんな人はどこにもいない。
だから、夫は妻に、妻は夫にないものねだりをするのではなくカバーしあえればいいんでしょうね。
最後に。
男性って女性を見かけで判断する人が多いなと思います。
フィルタリングの基準はよくわからないのですが、女性からしたら外見はそこまで気にならない(と思う)ので、これはこれで不思議です。
よく「ブクブクに太らないで」と夫に頼まれますが、真夜中にポテトチップスとビールを飲むのも大好きだしな。
男性が女性の外見にこだわるのはなかなか理解できないので毎晩、ついつい食べ過ぎてます。