電通報というサイトがあり、いつもおもしろいトピックのレポートがあります。
今回、私が「あ!!!」と思ったものがありました。
ゲームアプリの起動回数が多い30〜50代に着目すると、様々なジャンルのゲームに分散している10〜20代に比べて「パズル」と「カジュアル」の占める割合が大きいことが分かる。
こうしたターゲット層にはゲームがある種の癒やしとして機能しているのだろうか? あるいは、ゆっくりだが着実にゲームが進行していくので、手ごろな達成感(ハードルも低く、ギスギスせずにクリアできる)を味わえる点が良いのだろうか
ここへきて、分析が甘いなと思います。30-50代がなぜカジュアルゲームにハマるかをゲームの要素、特徴に起因させてしまっていて、「だったらなぜ10-20代とか男性がはまらないの?」の明確な答えにならないからです。
私が最初にゲームにはまったのは、LINE BIRZZLEというちょっと鳥が気持ち悪いゲームでした。
この時は非常にパワハラの猛威がふるわれており、先輩が次々と自己都合で退職を余儀なくされていて、転職した直後から毎月、人が辞めていくという状況でした。10人いない会社で4人辞めていったので、それはもう「次は私」状態でした。
それで、このゲームを無心にやるようになりました。
これは授乳中に狂ったようにやってました。まさにaddictionと自分でも思うほど。おかげでカジュアルゲームの指あしらい?が上手になった気がします。スコアもだいぶいいところまで登りつめています。
が、iPad miniでやっていたので最近は持ち歩かず、やってません。
そして今、キャンディークラッシュ。1年以上遊んでいます。Facebookにつなげず、課金せず地道に頑張っており、1ヶ月以上先に進めなかったステージもあったりして記念のスクショも取っちゃうほど好きです。
こちらが公式サイトです。
なぜはまったかと思うと、一番に二番にも「ストレス解消です」。
その上、以下の理由があります。
- 短時間でできる
- 単純作業
- 短ければ数十秒、数分で1ゲームが終わる
- 小さく積み重ねる達成感
- すごい集中力が必要なので周囲の雑音(おもに夫の小言)が耳に入らない
- 5回連続ゲームするとライフが回復するまで時間がかかるのが大体共通。だからハマるけどのめり込みすぎない
- モバイルゲームだからすぐ始めてすぐやめられる
- リセット感もいい
私が分析するにこのあたりじゃないかと思います。
すぐゲームオーバーになってすぐリセットというか再スタートできて。でも、結婚して子どもが生まれて、昔なら簡単に踏み切れた自分の歩く道のリセットなんてできないです。仕事だって簡単に辞められない、結婚だって簡単に辞められない、親だって辞められない。
だから、どこかで「あーここで一回リセットしたい!」と現実からほんの一瞬目をそらすことができて、バランスをとりたいときに一番身近なツールにカジュアルゲームがあると思われます。
タイトルは大げさかもしれないですが、こういう現象の裏には女性たちの深層心理があるような気がしています。
というわけで、今日も私はせっせとキャンディーを寄せて集めて消しまくります。