子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

虐待してしまうかもしれないという瞬間

日々元気に育っている娘。最近は熱も出していなくて健康がありがたいです。昨年のこの時期は保育園こそ行けてても病院通いだったし、健康そのものではなかったことを思うと。

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そんなかわいい盛りの娘ですが、ふと最近「あ、こう言うことの積み重ねの先に身体的、心理的虐待やネグレクトがあるのかも」と感じることがありました。

たとえば、ある日、家に帰ってから靴を脱ぐためにいつもなら玄関に座ってる娘が靴のまま上がってきて、「だめ」と玄関に下ろすと、ニヤッとしてもう一度靴のまま上がりました。

 

ご飯の時は、だいたいいつも床に投げ捨てたりコップをひっくり返して手で水遊びを始めます。

朝など何を出しても食べようとせず、食べないならまだいいけどそれを床に捨てるから、夫も「つべこべいわずにくえばいいんだ!」と怒っていました。

 

出かける寸前に私の定期で遊び始めてどこかになくしたり(玄関に放り投げてありましたが、捜索に20分もかかってイライラ)。

 

どれもこれも、1歳半とか2歳とかにありがちなことで、目クジラを立てておこることでもなさそうです。

人にいうまでもないこと、別にどの子どもも似たり寄ったりなこと、悪気がないのはわかることばかりですが、毎日、いつでも余裕があるわけではなくちょっとだけ気が立ってたりイライラしていたところに子どものいたずらが重なると、一気にそこで爆発しそうになります。

 

幸い、そこまで自分のコントロールがきかなくなることはないですが、一呼吸おいてる間に次の爆弾が投下される感じで、本当に付き合いにくいなと思うこともあります。

 

保育園ではどんなふうに過ごしているのかなとおもいますが、こんないたずらが趣味みたいな子どもたちと日がな一日付き合う先生はすごいなと改めて思います。

 

気持ちの余裕が持てない時もあるけど、過剰に子どもを怒ったりしないように、もっとコミュニケーションを工夫しなくてはいけないなと思います。

「やめてよ」と怒っても「ママ~」と来てくれる時、ちょっと罪悪感も覚えるし、気を付けなくてはと自戒をこめて。

 

子どもへの虐待が0歳よりも2-3歳以降に多いと昔聞いたことがありますが何となく分かる気がします。

親になると言うことは、いろんなことを試されているなと思うし、自分自身の人間性を子どもを通して見せ付けられている気がします。