子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

子どもの頃に観た映画

私が子どもの頃観た映画で一番印象深いのが「ほたるの墓」でした。たしか二本立ててトトロと一緒に観たのかな。トトロは「風に吹かれて」と一緒だったかな。

とにかく、ほたるの墓の切なさといったら。

小さすぎて「空襲怖い」「死ぬの怖い」「戦争やだ。絶対ヤダ」と思ったことを覚えています。

そのあと、何回も繰り返し見たのが「魔女の宅急便」。

 

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音楽も、彼女が成長していく様子も、この街の設定も、何もかも大好きでした。ちょうどイギリスに憧れていた時期でもあり、主人公のキキやトンボ君の恋の行方にもいつも胸がドキドキ。この景色とすごく合う作品だなと思います。

 

セリフも覚えるくらいに観た映画はもう一つ、「ぼくらの七日間戦争」があります。

若き日の宮沢りえとか出てますね。あと、工藤夕貴の弟とか。

今もみんな役者ができそうなくらい演技が上手でしたが、ほとんど引退しているようです。

中学生、大人というイメージで過剰に憧れました。

私も中学に入ったらこうやって体張って抵抗してみたいと思いましたが、私と先生の相性が悪かったマックスの時期が小学生で中学以降、先生が理不尽に怒鳴るとか怒るということがなかったもので、こちらも反抗する必要がなく、僕らの七日間戦争は起きませんでした。

 

今になってこういう映画のことを急に思い出します。

というのも、娘が今、魔女の宅急便を観ているからです。それも、夫がどこからか入手した英語版で。

子ども向けのアニメのためか英単語も聞き取りやすくて簡単で、英語耳にするのにはもってこいです。

 

子どもと一緒に見ながら自分の小さい頃に憧れていた時の気持ちを思い出したり、子どもは今どんなことを思っているのかな、なんて思いながら一緒に観ています。一緒に同じ映画を見る日が来るなんて思ってもいませんでした。

 

時代を超えて見られる映画というのはそれだけクオリティが高いということなのかなとおもいます。