子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

外国人から見た日本の魅力

日本にずっと住んでいて、日本はおろか関東圏からすら出たことがないのですが、日本のイメージってあまりいいものではありません。

良いところも、好きな場所も世界のどこよりもあると思います。

たとえば、日本の東京は本当に好きで隅田川沿いの真夜中の静けさとか早朝の丸の内とか、凛としていて好きです。

世界中のご飯が食べられて綺麗で、全てが時間通りで。

 

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なのにこの国の政治とか教育とか価値観とか見てると全然良いと思えず、外国はいいな〜と思います。イメージだけですが、スイスとかイタリアとかオーストリアとか憧れてしまいます。

食べ物が美味しいとか生活や教育が良さそうとかそういうイメージからくるものなのですが。

先日、スイス人と話していたら彼女は小さい頃から2つのことを思っていたそうです。

1つは外国人と結婚すること、もう1つは海外に住むこと、だそうです。

 

へー。。。なんで??って聞いたら、

boringだからだと言ってました。

 

あらそうですか。私は日本も十分boringだけどな。と思うけど、海外の人にとって日本のイメージはも少し輝いてるようです。

 

今月末でシンガポールに帰国する友達とランチをしていて、彼も日本は「すごくおもしろい」と言います。

何がそんなに??と思うけどシンガポールにはない文化とか歴史とか人の雰囲気があるようです。

ただ、もろ手を挙げて喜べるようなわけでもなさそうです。彼は日立で働いていたのですが、「日本企業には就職したくない。すごい大変。」とのことでした。

上下関係、礼儀正しさ、ビジネスが進むかどうかよりもそういったマナーが優先されることとかも堅苦しく感じるようです。

それは多分、世界どこを見渡しても日本ほどかたい国はないかもしれません。

 

どの国にも良いところ、おかしなところはあるんだと思いますが、自分の住む国、自分の育った国ってなかなか客観的に見えなくて海外の国を見る時より主観的になって「こんな国はヤダ」とか「これ以上いい国はない」とか極端になりがちだと思うので、できるだけいろんな国の人と話して過ごして、自分の考えもどんどん柔らかくしていきたいなと思いました。

 

シンガポールにフィリピン、スイスと立て続けに友達が母国に帰ってしまいますが、わざわざ海を越えて日本に学びに、働きに来てくれたことってすごいことだなと思います。

私もいつか海外で勉強したり働きたいなぁ〜って夢ばかり見ています。