子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

思い出を思い出す

昨日は娘の寝かしつけ目的で久しぶりに早く寝たのですが、まあそんなにすぐに眠れないので小さい頃のことを思い出していました。

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生まれ育った家の間取りは0-12歳まで住んでいたので今でも思い出せます。

小さい頃はよほど暇だったのか、家の中をつぶさにチェックしていました。柱の感じとか、絨毯の折り目とか毛の具合とか。

 

首からぶら下げてなかったけど鍵っ子というやつで、しょっちゅう鍵を忘れて学校に行き、「がーん、入れない」ってことがありました。

携帯もないし、お姉ちゃんと連絡が取れるわけでもなく、(というかあの頃のお姉ちゃんの記憶がないんだけどどうしてたのかなぁ。確かに一緒に住んでたんだけど)私の苦肉の策で、和室の窓の鍵をあけていました。

でも、ただ開けてると泥棒に入られる気がしたので、ちゃんと外から雨戸を閉めておいて。

 

柵をよじ登って何度か部屋に入れたということがありました。

 

庭から通じるところに「共有地」という部分があって誰も通らないけど猫がよく通る緑道があったのですが、3歳頃までは幼馴染みもいて子供達が遊んでいました。

マンションと違って一軒家だとなかなか引っ越さないし新陳代謝もないから小学生にもなれば、近所という理由だけで一緒に遊ぶこともなくなります。

 

私はよく団地に行って遊んだり商店街に行ったり。

今思えばあの頃、いっぱい時間があったなぁと思います。

ピアノも公文もやってたんだからもう少し勉強に興味があればなーなんていうのは大人になってから思うこと。

 

まあ、そんなことをつらつら思いながら寝ました。

いつも自戒を込めて思うのですが、思い出というのは前後の脈絡とか覚えてないのに懐かしい、懐かしいっていかにそれが良かったかと思ったりすることが多いですが、過去のことって変わらないからある意味思い出しやすいし考えやすいなぁと思います。

 

ちょっと前までいた会社のこともこの時は楽しかったな、あそこから桜がよく見えたな、などなど良かったことばかり思い出して懐かしいなーなんて思うこともありますが、すべての時間はどんどん過去になっていくし、時々懐かしくなるとしても、前に進んでいかないと生きていけないんだなって思いました。

 

この夏、必要にも、無駄にも、いろいろ考える時間があります。