子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

夢見る北海道旅行

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娘も来年は小学校3年生になる。息子はいよいよ年長さんだ。

そうなると、息子が電車の乗車運賃が無料なのも今年〜来年の3月まで。息子の電車賃がかからない間に旅行に行きたいな。

娘が長期休みのときがいいから、やっぱり夏休みか。夏に行く旅行地といえば北海道などどうだろうか。

たしか私が北海道旅行に行ったのも小学校3年生のときだった。あの頃、馬車馬のように働いていた父親が珍しく連続10日くらい休みをとってでかけたっけ。

富良野も網走も阿寒湖も知床も行ったなぁ。レンタカーとか電車とかバスとかいろいろ使ったなぁ。

その紀行文を自由研究にしたっけな。

娘も小学校3年生だし良いのではないか。

 

と、ここまで色々と思い描いてふと気づいたのは、私は免許がないから北海道を駆け巡るドライブなど絶対にできない。電車やバスで移動でもいいけれど、もっと大きな問題があった。

そもそもコロナが今年の夏に落ち着いている保証はどこにもない。

 

百聞は一見にしかず。子どもたちに普段と違う街や旅で見る景色を見せてあげたい。だけどもその旅行すらも制限のあるようなここ2年だから、なかなか機会を得られないままいつの間にか娘は大きくなっている。

私が旅行に行けないのは一向にかまわないけど、子どもたちくらいは旅行させてあげたい。

結局、元夫のところに遊びに行っても、日帰り旅行すらもしていなくてレジャーランドも行かなくて近くのショッピングモールと公園のみらしいから、東京にいるのと大差なさそう。

なんなら、やや不衛生とのことも聞くから子どもたちは家に帰ってホッとしている様子すらもあった。

 

なんてことを思うと、やっぱりいつもと違う場所に旅に出るっていう体験をさせてあげたいなと思う。

北海道は夢のまた夢。だとしても、いつかは子どもたちと行きたいな。

この夏、はたして旅行したいって思える安心できる世の中になっているのかしら。

支配されて育った子ども。

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元夫といよいよ養育費についてきちんと取り決めたいと考えている。

そのことで一度話を持ちかけたのだけど、「謝罪したら半額出してやる(習い事の費用をな)」とのことだった。

 

hopeforchildren.hatenablog.com

謝罪かぁ。謝罪の理由は、前にも書いたとおり、私が離婚したいと切り出したこと、やっぱりあの時に(彼は)サインしなければよかった、などのこと。

 

養育費について、二者間での話し合いじゃなくて公式にきちんと取り決めませんか、と伝えたら「あくまで二者間で進めたい。他人を巻き込むな」ということだった。この他人の中には弁護士なども含んでいる。

三者を挟んだほうが冷静な話ができるような気がするのだけど。

 

今、そんなやり取りをしているんだということを実家の母に話したところ、「彼は絶対に譲らないと思うよ。第三者なんか挟んで自分の意のままにならなかった時はものすごくストレスになるから。だから自分の言うことを聞く相手だと思ってあなたにそう言ってるんだよ。なめられたもんだね。

彼はずっとそうやって親に育てられてきたんだよ。それに今もその親の呪縛から解けてないんだよ」と。

 

そうだね。それはすごくわかるわ。

だけどついつい、「そうかかわいそうにね」など私も応じてしまう。

今のところ、元夫にはそう応じないけど、母とのやり取りで「親に生殺与奪の権を明け渡し、自らの意思とか基本的人権とか亡きものにされた人はこんなふうになってしまうのか。なんて悲しいんだ。彼も被害者なんだ」など、つい考えてしまう。

 

結婚する前もそういえばそんなふうに思ったことがあったっけ。

別に同情したから結婚したわけでもなく、むしろサバイバーだから精神的にも強くたくましくなったのだと勝手に思い込んでいた。

同情であれ期待を込めた思い込みであれ、どっちにしろそこは私の見る目の無さというか理解の乏しさの結果なので身から出たサビとしか言いようがない。

 

それにしても、この期に及んで「彼もずいぶん大変だったんだよね。だから今も私にそうやって『こうしろ、ああしろ、そうすればくれてやる』という言い方になるんだろうな」など妙に納得してしまいそうになる。

 

ただ、それで納得していてはこの先、危うい。きちんと法的根拠に基づいて書面にて決着させたい。