子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

子どもが生まれた日

子どもが生まれたのは2013年の真夏でした。予定日が過ぎても生まれず、出産日の前日まで友達とランチをしたりしていました。

ほかの臨月の人はお腹が下がって歩きにくいとか、圧迫されて歩きにくいとか仰向けで眠れないとか・・・。

マタニティ関連の記事で書いてあったことがどれもはまらず、もしかしてしばらく生まれないのではないか?と思いました。

入院の朝

でも、あまり生まれないのも赤ちゃんにとってやっぱりよくないことらしく、「明日産気づかなかったら入院ね」と言われた入院予定日の前日未明に破水して入院しました。

 

出産前までは個室にしてもらったこともあってテレビ見放題(これが一番楽しい、リラックス)だし、母にスタバのフレーバーラテを買ってきてもらったりとのんびり過ごしました。

子宮口は開かないし陣痛はないし、陣痛促進剤をあしたからやりましょう、と言われて数十分後に、何か痛いなぁ〜と思い始めました。

で、夕飯は痛みの合間に食べる感じで、でも半分も食べられず。

いよいよ生まれるかな

7pm、8pmと時間が経つに連れて痛みがどんどん強まってきて、耐えきれなくなった頃に夕飯もシャワーも済ませた夫が到着。

本当につらくなったのは9pm頃だった気がします。

そのたびに夫が背中をさすったり手を持とうとするのを振り切ったのをよく覚えています。

真夏の暑い時、ただでさえ暑いのに背中さすられて余計暑い。痛いときは冷やしたくなるものなので、キンキンに冷えた鉄棒を思い切り引っ張りたい気分でした。ベッドの柵が一番頼れるけど私が握るから冷たい部分はなくなるし。

 

ナースコールをもう呼ばないといけないと思うのですが、陣痛の合間は休むことしか考えられず、タイミングを逃しつつ、やっとの思いで押しました。

「いきまないでね」と言われてとりあえず病室に来てくれることに。初産だし子宮口開いてないし、ナースたちもまだでしょうという雰囲気だったと思います。

 

でも、痛いのを避けるためにはいきまないとダメな気がして、いきんだらここ数時間にない楽な気分に。

「あ、いきんじゃったのね」と言われて分娩室へ(徒歩で!)。

徒歩で移動は普通なんだけど痛い中の移動ってつらい。

でも一度いきんでたおかげで(?)あとは出産するばかりで分娩室に行ったので、分娩室入って生まれるまで40分ほどでした。

 

元気な2900gの女の子でした。

生まれた直後は私が貧血状態でぐったりでした。

子どもは元気ならとりあえず一晩はナースの方が見てくださるし私は眠りたいという一心。

 

子どもは大事、かわいいですが「カンガルーケア」とかよりぐったりのほうが強くて病室に戻りました。

 

無事に生まれるって本当に感謝なこと。

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