子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

職場復帰は出産後1年未満がオススメ

育休後、職場に戻って早くも半年が経ちました。

山あり谷あり谷ありの一年でした。

娘は生後8ヶ月で保育園に入ったので、入園した頃はハイハイで移動、しかもハイハイも遅かったのでよっこらしょっと数メートル動く程度でした。

 

朝8時から夕方6時半まで預けているので先生や同級生と過ごす時間は親よりも長いです。同時に私も、家族より同僚と過ごす時間の方が長い生活に戻りました。

私の場合はフルタイム勤務で戻ったのですが、これは非常に良かったと思います。

フルタイムにこだわった理由

その1

「時短だから」と仕事ができない言い訳ができないということ、「時短のくせに」「どうせ時短だから」という、見た目で評価されないということ、この2つは非常に働く上で大事でした。

職場の人がたとえどんなに優しくても、やっぱり人なのでいろいろな感情もあるし、その時にいろいろ思い、理由を見つけようとします。

その2

それにも増して、正社員の立場は確保しながら正社員の労働ができないのは嫌だっていうか仕事楽しいと思っていたからです。

その3

さらに。たとえば時短で朝9時から夕方4時まで勤務、5時お迎え、帰宅5時半というスケジュールを考えると、時短と言いながらフルタイムと実は1−2時間しか変わらないです。なのに、朝から夕方まで働くわけだから、わりと、いやけっこう疲れています。

5時まで預けていれば洗濯の量も、6時まで、もしくは6時半まで預けた場合とあまり変わらないと思います。

 

そうすると、家に帰ってごはんの準備、お風呂、洗濯、ごはんをあげる、寝かしつけという一連の作業をしている間にフルタイムの人とそれほど大きく変わらない時間配分になっていきます、たぶん。

それなのに給与は数分の1少なくなっているわけで。

 

だったらちょっと長いと思いつつも、フルタイムで復帰しちゃった方がいいんじゃないの?と思います。

仕事もフルでできるし(時間内だけど)。

なぜ一年未満の復帰?

その1

圧倒的に保育園に預けやすいです。これが1歳すぎになるとどんどん枠が狭まっていってしまいます。

私の場合は0歳児クラスに入れたのですが、ある保育園に見学に行った時、0歳児の定員は8名でした。同じ保育園で1歳児の新規入所の定員は3名。1歳児の方が入りにくいです。預けたい親の人数も意外と多いし。1歳過ぎても。

 

その2

子どもの慣れが早い!

娘の場合は預けられて1週間未満でした。すぐになれてすぐに「あたし前からここにいましたけど」的な顔をして保育園生活をエンジョイしていました。

それを証拠に(?)か、「最初は熱出すのよ!」と母など各方面に脅されてましたが、そんなこともなく元気元気。元の健康体もあったと思いますが、ストレスが少なめで過ごせたんだと思います。

 

今、毎日のように0歳児クラスを見に行ってる(すでに進級してしまって今は1歳児クラスなのに)のを見ると、寂しくて懐かしいんだろうなと思います。

親への甘え方も表現も1歳過ぎるとうまくなるので、その頃に預けるとちょっとぐずっちゃうかなと思いました。実際に姉の子どもが1歳5ヶ月で預けられ、なかなか最初なじめなかったようです。

 

でも個人差ももちろんあると思うので、絶対じゃないです。

 

その3

離乳食、段階食みたいなステップを保育園でも進めてくれるので保育園のメニューが参考になったり相談できました。ちょっと杓子定規だなと言う部分もありましたが、ごはんだけでなく、健康のこと、精神的安定のことなど保育園では、家と違う様子があって、それがおもしろい発見でもありよかったです。

 

その4

親子にとって、よかった。

親子一緒。それは一番ということもあると思いますが、なんていうか、子どもってどこまでいっても1人の人間で自分の分身でも人形でもないです。だから2人でいると息詰まってしまったりなんとなく抜けないトンネルに感じることもあると思います。

 

夜いっぱい泣いちゃっても、なかなか寝なくても「保育園」がいろいろな面でリセット場所になっていると感じました。

眠れなかった次の日、保育園ではよく寝てたし、怒られて泣いた次の日、いっぱい遊んで、お迎えの時に思い切り笑顔をみせてくれた日も1日や2日じゃなくありました。

 

私にとっても娘にとっても、家であったちょっと嫌なことをいったんリセットできると言うのはとても大事だと思いました。

 

その5

1年未満だと会社のメンバーも経営状況もそうそう入れ替えと言うことはまずないと思います。

会社に戻っても浦島太郎になりにくいし、PCの作業とか仕事で使う特殊ソフトとか、事務の手順とか、まだ体が覚えてくれてることも多いです。

 

その意味でも、復帰の希望があったら1年未満がオススメかなと思います。

あと、どうやっていれるか、これが最大にして最高の難関かもしれないですが、そのことはまた今度。