今日はイースターですね。イースター、興味ある人ってどれくらいいるんでしょうか?
イースターは「基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われる」(by wikipedia)とあるように、毎年その日が変わります。4月のどこかの日曜が多いですが、3月だったり4月中旬だったり。
クリスマスが固定なのに対し、イースターとペンテコステ(この3つでキリスト教の三大祭り)は毎年その日が変わります。
日本はキリスト教国ではないので、イースター休暇はないですよね。
休みになったらいいなと思いますが、今、半端なく忙しいし無理だな、たとえ休暇制度が広がっても。しかも日本は年度始まりが4月だしますます難しそう。
友達で外国の組織で働いてる人はこの時期連休だそうで、いいなぁ。
イースターと言えば、小さい頃から「卵探し」のイメージ。
色とりどりできれいなんですが、私が遊んでた卵探しの卵は食紅で色付けてたんで、ゆで卵の白身にもピンクがついてたり、衛生上固茹で卵だったり。
楽しい反面、美味しい記憶はありません。
クリスマスみたいにごちそうがあるといいんですけどね。
まあでもお祝いの目的は食べることでもないし、卵の意味は「死と復活」「真新しい」というのがあるそうです。
しかも、復活がなければキリスト教そのものがないから、特に復活がメインといえそうです。
小さい頃はイースターなんて誰も知らなかったけど、いつの頃からかディズニーでイースターを祝ったり、イースター用のグリーティングカードが売られたり。日本でもだいぶイースターが社会権を得た気がします。
なんだかんだと言いつつも、キリスト教は世界中に広がってる理由の1つはこうして「皆で祝う」という文化があり、それが生活の中に浸透していること、聖書がわかりやすい言葉でいろいろな言語に翻訳され続けていることがあげられると思います。
もう一つ、大きな理由は、「愛」の神様だからかなと思います。
だけど、キリスト教の神様は病気や苦しみや不幸、痛み、死、あらゆるこの世界の悲しみを全部良いものに変換してくれるわけではありません。
この世界では苦しんだまま、貧乏のまま、生きて死ぬクリスチャンの方が圧倒的に多い。
だけど、イエスキリストの復活、というのはこういうあらゆる世界の痛みや傷や悲しみ、死も超えて新しいいのちとなってくれた、イエスキリスト自身が復活というメッセージがあって、それがイースターだそうです。
そうこう考えると、イースターってすごい深いなと思います。
1年に1度、この日を感謝して過ごしたいと思いました。