子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

戻らない時間にひりひり。

妊娠、出産、子育てというのはその日々の中ではすごく時間が長いのに、ちょっとまとめて振り返るとあっという間ですね。

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最近の娘はきーきーと泣くことが多いです。涙は流れてないんですけども。

泣いてないじゃないかと思うのですが、おそらく娘の中では涙が出てるんだと思います。

そんな時に1度抱っこすると、もうおろせません。おろすんですが、前よりもっと大きく泣いてしまいます。

 

歩くときはだいたいは手をつなぐのですが調子付いてくると手を離せ、一人で歩かせろとの要求。

 

ちょっと前までよく食べたご飯も今はまったく食べず、味噌汁とバナナとみかんというダイエット中?というような食事ぷり。

伝い歩き、はいはい、寝返り、腰が座る、首が座る…という風に今から過去にさかのぼって成長を思い出すと、その時その時、いろいろなことを考えていたなと思います。

 

フシギなんですが、子供が生まれてから「はやく大きくなれ」とか「もっとゆっくり」とかは思わないんですが、この時間が二度とかえってこないということへのものすごい強い気持ちに駆られます。

 

ミスチルの歌で言えば

やがて音楽は鳴りやむとわかってて

それでも僕らは今日うたい続ける♪

という感じでしょうか。もう2度とかえってこないというものすごい切なさにかられます。

もう一つ、この子が亡くなってしまったら、私の中の娘との思い出はこれだけなんだ、と思います。保育園前は夜寝てる時に生きてるかたびたび確認したし、今は毎朝、バイバイという時に最後かもしれないと思ったりします。


子どもへの接し方が変わるとかどうとかいうことじゃなく、大事だということをかみしめるというか。

今朝書いたエントリでも会社のことを書きましたが、このメンバーでこうして仕事を続けていけるのも無限ではなくていつかそれぞれ重ならない時間を生きていくんだなと思います。

そう思うと、丁寧に仕事する、丁寧にコミュニケーションをとろうと思います。