子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

家かオフィスか

私の平日は毎朝6時から6時15分に起きて7時に家を出て職場に行って5時半に帰る(目安)という生活です。

取り立てて朝が早いわけではないのですが、子どもがいると「家で仕事ができると良いよね」と促されることがあります。

マジ無理だから。

子ども×仕事とか仕事にならないから。

と思うのですが、それだけじゃなく、子どもは保育園に入れられるとかあらゆる条件がそろったとしてもあまり家で仕事したいと思いません。

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家で仕事する事は否定しないし、私も終わらない仕事を家ですることがあります。

だからそれはそれでありなのですが、「軸足をどこにおくか」という問題からするとオフィスがあってそこには会社のメンバーが原則は集まって仕事する、というのが私にとっては楽というかいいなと思っています。

勉強でもそうですが、自宅学習と言うのが苦手で、一定の拘束された環境(塾なり学校なり)で勉強する方がはかどります。

学生時代なら「友達に会える場所」として学校があり、社会人になった今は「仲間に会って仕事を進める場所」として、職場があります。

 

極端にオフィスワークを嫌い、家で仕事したがる人がいるのですが、「家で仕事」にもいろいろあって、専門家(イラストレーターやさまざまなクリエイター)はこれに向いてると思います。私の友達もクリエイターですが、彼女の場合はオフィスワーク向かないな~って思います。

協調性もあるし仕事ができるのですが、拘束時間が長いとクリエイトな仕事をする時間が奪われてしまうし。

 

あとは、持ち運べないたくさんのものがあったりすると、そういう場合も家で仕事が普通だと思います。

ただ、私のように企画を立て、KPIを立て、いろいろなチームの人、外部顧客とも仕事をする場合(いわゆる普通の仕事)、みんなが在宅だとライフスタイル、仕事時間も異なるので「もしもし~・・・つながらん」てこともありそうです。

 

そんな事を漠然と考えていたところに明確な意見を聴ける機会が偶然ありました。

あるIT企業のCEOの方だったのですが、

「まだ始めたばっかりでオフィスはありません。ほとんど各自が家で仕事してますが、週1-2回会います。その時に意見の交換、すり合わせをします。もし家で仕事してる時に意見の相違が出てきたらすぐに会いに行きます。

だって、そんな時にツールは何の役にも立ちませんから!

あんなものを使ってどんなに意見を言い合ってもお互い伝わらないんです。直接会うことを大事にしています」

と言葉を変えてなんどもおっしゃっていました。

 

すごく納得でした。

仕事をする上で、形になっていく部分に関しては時間も苦労も実はそれほどなく、むしろぶつかる意見、考えの違いなどが仕事を進める上では苦労だったりするわけで、そういう時に「会わない」という態度、「ミーティングは意味無し」という態度では通じ合えないなと思います。

 

とくに、うちの上司の場合は「人に対面するのがこわい」という理由なのでぜひとも克服していただきたいです。

 

願わくば、家でもオフィスでもその仕事内容や緊急度などにあわせてフレキシブルに働けるのが一番いいですね。そして会社だと、それを決めるのが本人ではなくチームメンバーの合意だったり上司の承認だったりのプロセスが必要なことが多いから、それはそれで面倒ですね。

でも、そんな面倒くささを抱えてる会社組織、改善の余地はありますが毛嫌いするほどいやでもありません。