子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

イマドキの登校風景

新学期が始まり、ぴかぴかの大きなランドセルを背負って薄汚れてない帽子をかぶった小学1年生らしき人をよく見かけます。

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会社近くに、小学校があるのですが、ある朝ふと気づくと、学校近くの交差点にミニバンのパトカー、計5名の警察官がものものしく子どもたちが横断歩道を渡るところを誘導していました。

 

もちろん、いつもの誘導のおじさんみたいな人もいます。

事故、事件でもあったのかと思い、きょろきょろしましたが、至って平和。

何人かは保護者が横断歩道を渡るところまで付き添ってるのですが、子どもが門をくぐるまで200メートルくらい見守っていました。

イマドキの通学姿を見た気がしました。

 

自分が小さい時は「小学校に入ったら一人で登下校」が暗黙の了解で、入学してすぐの頃は給食もなくて友達もいないから、一目散に帰ったことをおぼえています。登校のことはあまりおぼえていませんが、遅刻ぎりぎりだったかなぁ。

 

サカキバラの事件も、オウムの事件も起こるはるか前の話で、宮崎勤が引き起こした事件の起こるちょっと前くらいの時期だったので、全体的にのんびりしていた時代だったんだと思います。

「身の危険」みたいなものを感じるのが鈍いほうなのですが、それだけでなく地域全体がぽわーんとしていました。

 

イマドキは、保護者も付き添うし、警察も四方かためて子どもの安全を守る時代なんですね。

うちの子が小学校に入る時、お見送りできないなぁと思いましたが、うちの方の地域の警察がいちいち横断歩道で誘導してくれるとは想像できないので、集団登校とかでしょうか。

 

ただ、大人からしたら大変そうだと思うことも、小学生の立場からしたら、おまわりさんはかっこいいようで、子どもがまとわりつくというほのぼのした光景も見られました。

警察の不祥事もいっぱい目にしますが、こうやって目の前の親切なおまわりさんとの交流というのも子どもにとってはうれしいものなんだろうなと思いました。