先日、同僚と「サマータイムがうちの会社でやったらいいよね。朝は捗るよね」なんて話をしていました。
そうしたらこんなニュースが。
どこかで聞かれてたかしらwなんて。
これでサマータイムに反対の理由が「保育園の時間が早くなるから」ということらしいです。
なんか、この議論そのものが不毛だと思うのですが、7時とか7時半から働く人がいて、9時とか9時半から働く人がいて、その人のニーズにあった勤務時間で働けば全然問題ないと思いました。
よほど心配ならコアタイムを設ければいいし、サマータイムとか早朝勤務=ワーママ、パパにしわよせというのは腑に落ちなかったです。
影響が出るのは大人ばかりではない。子供たちも生活リズムが早くなる。「今でも、朝が早い子は朝食を食べず、眠ったまま親に連れられて登園することもあ る。さらに時間が早まれば、子供たちの健康に影響を及ぼさないか心配だ。親と離れる時間が増えて朝の家族だんらんが削られれば、心の成長にも影を落とすの ではないか」と園長は心配する。
とか
「朝は早い、帰りも残業で帰れないとなれば、子供たちに無理を強いることになる。私たち親も、子育て疲労を起こしてしまいそうだ」と女性。制度の運用に当たっては、子供たちにしわ寄せがいくことがないよう「働く女性たちの目線も大事にしてほしい」と控えめに注文をつけた。
と記事にはありました。
たしかに郊外に住んでいて1時間以上かけて通勤してる人はそういう懸念もあるかもしれません。
でも待てよ…。
リアルに計算すると、たとえば今、朝8時から夜7時まで預けてたとして、9時出社、5時半か6時退社。
それがサマータイム導入で、朝7時から夜6時に変わるわけで、8時出社、4時半か5時退社。
母親の声として「朝早くなっても残業がある」というのは、たぶん本当に働いていない人の話ではないか?と思ってしまいます。
もちろん、サマータイムが導入されれば残業がなくなるってことではないんだけど、お迎え時間て、少なくとも私の住む区の認可保育園では簡単に延長できないし、延長のたびに上司に一筆書いてもらう必要があるので、残業そのものを証明しないと延長保育もしてもらえません。
なので、朝は早い、帰りは遅いって、サマータイムとあまり関係ないんじゃない?むしろ保育園のお迎え時間に間に合うかどうかはサマータイムと関係ないし、など悶々としました。
結局、生活習慣だし子どもって太陽と共に生きてるので夏とか異常に朝早いし、子どもの生活リズムから考えると7時に保育園というのも(夏の期間だけなら)意外と普通かもしれません。
我が家は朝8時に預け、夕方6時半にお迎えなので夜寝る時間も8時半になってしまいますが、友達の家など夜は7時半に寝て朝は5時半起きだそうです。
それが別に特殊なわけではないし、突き詰めれば親の職業とか生活リズムによるところが大きいとは思いますが、サマータイムで子育て世代にしわ寄せというのは、サマータイムは関係なくて各企業の制度なり、右へ倣えの社会慣習なりが問題だと思います。
ちなみに私も7時とか7時半からの勤務ですが、満員電車を避けられるのでかなり通勤のストレスは緩和されています。