今日の午後、福山雅治の結婚というニュースにひどく驚いた私。
特にファンというわけでもない上に、なんの接点もないのに意外というか斜め上からの衝撃って感じでした。
一個人の、とてもめでたい話でお相手も10代の頃は荒削りだったのに今やすっかり美人の代表格の吹石一恵さんということで、両方見知らぬ人ではあるもののめでたい限りだと思いました。
そして芸能ニュースを見るたびに、毎日思い出す川島なお美さんのこと。
全然これまた申し訳ないくらいにファンではなかったのになんでこうも印象深いのでしょうか。
その理由を考えていたら、LIFEという言葉を思い浮かびました。スーパーマーケットじゃなくて。
生きる、生活、命。
日本語だと全然意味もニュアンスも違いますが、英語は端的にliveとかlifeですよね。なんか、彼女が肋骨折れてるのに舞台に立つとか、本当に命がけで最後まで仕事をしたんだなと思うと、ただただ尊敬です。
私の無知と偏見によれば、川島なお美さんて、鎧塚さんと結婚する前後くらいでバラエティによく出てたと思います。
「女優として」というかは私の中でタレントというくくりで見ていた時期もありました。
女優としては「失楽園」の印象も強くて、なんとなくそういうアダルトな感じもしたし、あとはワイン好きという印象。
「私の体はワインでできている」なんて迷言も、ワイン漬けになっているというのではなくただただ、ワインが好きでワインを愛してるんだなという印象で、胆管癌だったけど「長年のワイン好きが災いした」なんて思えない、ヘルシーな印象があるというか。
なんでこんなぼんやりと明るいイメージを持ってるのかわからないですが、私の中の川島なお美像って好きなものに依存するようには思えなかったというか。
事実、どうだったかは別として。
テレビでも包み隠さずいろんなことを話すよなぁと思っていましたが、ガンの術後、女優として舞台に立つことの執着はおそらくそれまでになかったくらいの強さだったのではないかと思います。
もちろん、元気なときだってワインのことをにこやかに話したりバラエティでふざけたりしていても女優魂とかはあったと思いますが、火事場の馬鹿力というか、自分の命の限界を感じたときに、女優としてすごいエネルギーで演じることに燃えたんだろうなと、素人ながらに推測しています。
今井雅之さんもすごかったなと思うし。
これこそ、天職ですよね。
最後まで自分がやり遂げたいこと、命を張って生活を、人生をかけて使命のように全うしたいこと。それがきっと天職。
帰りにふと思いました。
私は書くこと、文章を表現することを奪われたらどうだろうか?と。
ものすごくもがいて指一本でもいい、肘でもいい、体のあらゆる器官を使ってでも言葉で表現していきたいって思うだろうな、と。
このブログも読み返すと支離滅裂で構成も校正もめちゃくちゃなので反省ですが、やっぱり書くことは何にも代え難いし、私がいっくら夫に激怒されても手放せないのは、私がこの仕事を天職に感じているからだと思います。
社会人になってちょうど3年目の頃、好きだった人に「仕事どう?」って聞かれて「うん。天職だと思う」と答えました。
あの頃、新聞記者として取材したり記事を書く日々でしたが、そういう情熱って今もあって編集でもっと記事をよくしていくこととかもっとクリエイティブに進めていくこととか、考えると無心になれる自分がいます。
明日も仕事を頑張ろうと思います。
せっかくチャンスを与えられたのだから誠実に取り組んでいこうと思った次第です。