子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

親子「3歳」の危機と男性保育士

 

3歳ってなんでもできるようになっていく年齢。

昨日できなかったことが今日できたり、先月まで届かなかったところに工夫して手を伸ばせたり。

 

そんなプラスがあるということは、違う部分の成長もしています。

わがままに対して、怒られても知らんぷり。怒っている姿を楽しんでしまう、などなど。成長ってその影に別の何かを育むことを子育てを通して痛感しています。

そんなこんなでこの1年近く、3歳前後から今に至るまで私の怒り方もだんだんひどくなってきている気がします。ついつい強く言い過ぎたり、手が出てしまったり。すごくよくないと思って反省するものの、同じことを繰り返してしまい、かわいそう...でもここでぐずられても困るし、ということも多く、なかなか難しいです。

 

娘のわがままをどこまで許容すべきなのか、

どんなふうに言えば伝わるのか、そもそも伝わらないのか。

 

わかっていることはどんなに叱っても怒っても本人が「なぜ」を理解していなければなんの意味もないこと。ただ、怖いから、痛いから、悲しいからという理由で一時的にそれをやらないとしても、根本解決じゃない。

だけども、表面的だけでもわかったふりしてやめてほしい、やってほしい、なんてことも意外とあり、すごく難しいです。

 

昨年度末の保護者会でもそういった親御さんの意見が結構あって「あーみんな同じような悩みがあるんだな」と思いました。娘が成長をする上で今、大事な葛藤の時期なんだろうなと思うと、こういう場面で親も練られていくんだろうなと思います。

ここで私も学び、成長しないと娘が心身ともに成長していく中で私はどんどん老いていくだけ。

虚心坦懐、学ぼうと思います。

 

男性保育士さんてすごい

さて、こんなグダグダな日々をぐっと支えてくれたのは保育士さんたち。どの先生もすごくお世話になって、どの方に対しても信頼を寄せているのですが、娘をはじめ3才児のパワフルな遊びに応えてくれるのが男性保育士さんでした。

しかも若きベテランで我が家がものすごいごたついていたときもしっかり娘を見ててくださって、「大丈夫」と言っていただけてすごく心強かったです。

そんな先生ともお別れ。

 

男性保育士さんには着替えをさせてほしくないだとか、抱っこしてほしくないだとか、いろんなことを言う人はいるようですが十把一絡げにはできないと思います。男性は力もあるし、いろいろと頼りになることも多いなと思います。

女性保育士でも虐待してしまうような人はいるだろうし、男性保育士さんだから、女性保育士さんだから、と性別で言い切ってしまう恐ろしさや無知からくる偏見は本当に良くないですね。

 

今年は娘も新しい担任のもと、年少さんへ。

年少さんとは言え、同じ保育園なので、代わり映えはしないし何よりおむつが取れてない!!

いろんな子どもがいて、成長もそれぞれなのだろうけど娘にとって「おむつ」は誇らしいもののようです。

 

息子のほうが早く取れたりして><

 

毎日、娘と悪戦苦闘しながら私も成長をしていかなくては。

家族という病 (幻冬舎新書)

家族とは、ということを突き放して考えることも大事。ア・プリオリな存在ではないと思うので、すごく共感できた。