子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

唐揚げジュージュー。

緊急事態宣言が発令されて早1ヶ月。

娘が学童を利用し始めて1ヶ月と1週間。

入学式が4/6にあったけど、学童には4/1から通っていて、一番の変化はお弁当作りだった。

1ヶ月前の私はお弁当を2日連続作るなど未知の世界。

遠足のたびに作るお弁当にコンプレックスを抱くほど苦手だった。

今だって得意ではないけど。

この1ヶ月で一番の変化はお弁当作りに慣れたことだと思う。これは1年後にも今年一番の自分の成長として胸を張って言えそう。

結婚しても、子どもが生まれても料理に目覚めなかったので一生料理から背を向けていきていくと思ってた。

できれば料理しない生活こそ至福ではないかと思うほどに。食べることは好きだけど、作ることは苦手。嫌だ。

野菜をみじん切りにするとか千切りにするとか、切る工程で大体脱落してしまう。

 

かといってぶつ切りにすれば火が通ってなくて固い人参がテーブルに並ぶ。

野菜を茹でれば茹ですぎたり茹でなさすぎたり、塩梅を覚えられない。

 

こんな状態だったし、何なら市販のルーを使ってもカレーすら美味しく作れないので本当に料理が苦痛だった。

 

でも、娘が毎日お弁当。

流石にお弁当を冷食尽くしにするのもお金がかかるし体に悪そう。

少しは作らなくちゃね。

と、茹で野菜や野菜炒めや娘の好きな春雨炒めなど何品か作ったり、マカロニサラダなんかも隙間を埋めるのに大活躍だと知った。

ただ、揚げ物だけは冷食に頼りたいと思って買っていた。

ある日、とあるメーカーの激安唐揚げを見つけて買い物かごに。産地を見ると「詳しくは弊社のHPを」と買いてあり、その場でググったもののイマイチわからず。口コミを見てみたら「つなぎっぽくてまずい」だの「こんな肉のクズ固めて」と散々の声。

 

娘にそんな唐揚げを食べさせたくない(お金も出したくない)、とその日は唐揚げ粉の素を購入した。

そして先日、鳥の胸肉を購入。

唐揚げ用の一口大の肉はやや高いし、料理サイトを見ると胸肉でも作れそうとわかってやる気いっぱいでGW最終日に唐揚げを人生初で揚げてみた。

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煙でモヤってるけどキツネ色の仕上がり。

出来は個人的には上々だったけどこの日の夕飯に出したら、まあ残したよね。

子ども2人とも。

でもめげずに弁当に入れたら食べてくれた。

家庭の味は、ことに私のように料理が得意じゃない者の味は研究され尽くしたメーカーの調理には叶わないと思う。

油のジューシー感だって出し方わからないし、うちにあるのはオリーブオイルだけだからさっぱりした唐揚げになるかもしれない。

でもまあ、これまで家庭の味を提供してこなかったから、これから少しずつ経験値を増やしていこうかと思う。子どもに「ママが作る未知の味」を楽しんでもらえればと思う。

 

ちなみに、この6年間買い食いばかりしていたわけでもなくほぼ毎日、実母がご飯を作ってくれてて半同居だったから作る必要性もなかったという言い訳もしておこうと思う。

新型コロナの中、父が勝手に出かけたりしたもので物理的にsocial distanceが必要というわけで半同居を解消したことで料理を主体的に作るようになったという話。

そのうち、唐揚げ粉も使わず調味料を調整して作れるようになったらいいなと思うけど、自分が肉を食べないから美味しいかまずいかは永遠にわからない...。