子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

自分の悪い癖

忙しいと無意識に怒りっぽくなることを30過ぎて知った。

以前に勤めていた職場が土日もないくらいに忙しくて週末はPCを持ち帰らない日の方が少なかった。

あの頃、Webの編集者で働いていたから、編集業務ができない同僚に苛立っていた。

校正くらいできるようになれよ、とか、そもそも日本語わかってますか??とか。

ら抜き言葉など使われた日には心の中でムッとしてた。

なんだか戦闘モードだった気がする。

 

それがまた今日も顔をのぞかせた。

あれから数年、自分の未熟さを恥じながら過ごしてきてまだまだかなわないのに、他職種についムッとしてしまった。

例えば、入院してリハビリしていてまだまだ回復途上にあるからもう少し老健(リハビリのできる介護施設)でリハビリした方がいいかも。と言うリハビリ担当者の意見があって、病院から在宅に戻らず、もう少し老健に行くことになった患者さん。

諸々の段取りを済ませた後で、リハビリ担当者から「この先伸びないかも」と言われた時。

は????伸びしろがあってもう少しリハビリが必要だと言ったのは誰ですか?

患者さんのお金と時間は??

とついつい怒り心頭に。

 

思わず、「あの時、伸びしろがあると言ってリハビリして緩やかにでも回復が見込めると力説してたよね。それがやっぱり違いましたって言うならそれなりの根拠や説明が必要なんじゃない?やっぱ無理だった、は無責任すぎませんか?」と思わず言ってしまったけど、他職種だった。

他職種の若い子をいじめる小姑状態じゃないか。

 

だけど、やっぱりなんだかこういう時にイラっとしてる。

他にも、自宅に帰る患者さんの家屋確認をする(家の中に必要な手すりやサービスを確認する目的の調査)時も、隣の区に住んでるからって距離も確認せずに「遠いから行けないと思う」と言い出すリハビリ担当者。

おいおい。確認してくださいよ。行けないって判断します??

「私はそこは近いと思ってるよ」

と伝えたけど、明らかに年齢は干支一回り以上違う。もう高齢者が話すだけでそれなりの圧になってる気がして申し訳ない。

だけど、ついつい患者さん第一で動かないの?って思ってしまうと感情がうまく隠せない。

この傾向は忙しいと強まる気がする。

 

自分の違和感、不快感などが先にあると顔や言葉の端々に出ちゃうけど出していいわけでもない。もう少し自制できるといいのだけど。

 

忙しいからイラっとしやすいってダメなことだな。

忙しい中にも心の余裕を持つには、自分の感情をまず置いておいて相手の言いたいことを聞かないと。

 

子育てもきっと同じ。