子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

新しい人

本当は4月から新しい人が入職する予定だった。それなのに「来るかくるか」と思っていた人が音沙汰なしでこない方に傾いてしまい、人員が欠員状態で今年度はスタートすることになった。

人手不足の中、ちょっとずつ負担が増えるというのは全ての職場で経験済みで、むしろこれまで欠員もなく働いていたので拍子抜けするくらい負担が少なかったことが奇跡で、多少忙しいとかカツカツというのはデフォルトだと思っていた。

でも、どうやらうちの部署に新しい人が入ってきてくれるらしい。

新しい人とのであいは楽しみとほんの少しの不安がある。うまくやっていけるかなって。

 

そして大好きな先生が6月末で退職となる、というかはうちの病棟での勤務は終わり、これまでどおり外来診療はしていくという。だから本当にお別れになるわけじゃないけど、日常的に一緒に働く機会が少ないのは寂しい限り。

新しい先生も来たけど、大ベテランの先生がいなくなるのはしんがりを失うような不安がある。

不思議なもので、人が変わっても組織は続く。組織は枠組みやシステムを回転、進化させつつそこにいる人が時折で変わっていく。それでも残るしそれでも続くのが組織。

 

出会いと別れの季節ではないけど、奇しくも同じタイミングでそれが訪れていて、なんとなく節目を感じるし、今後もますます丁寧に仕事に向かっていこうと思う。先生が変わっても、新しい仲間が増えても、自分の基本姿勢が揺らがないように。

 

今日から7月が始まる。