子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

かわいい、かわいい。

絵本のタイトルを忘れてしまったけど、くまさんが主人公の絵本が実家にあり、娘が1-2歳の頃、毎晩のように読んでいた。娘が大好きな絵本だった。

その中のセリフに、お母さんのくまがこぐまに向かって「かわいい かわいい」と抱きしめるシーンがある。ここを再現して読み聞かせると本当に嬉しそうにしていた。そんな姿が可愛くて、読み聞かせては再現していた。

 

絵本はすっかり読まなくなってしまったけど、この「かわいい かわいい」は娘にも息子にも毎日伝えている。

どんなに怒った日も、疲れてる時も、子どもが体調不良の日も、私が体調不良の日も。

きっと覚えてないし、言われる端から忘れていくのだろうけど、それでいいと思っている。親の愛情とか親から子への思いなんて水みたいに流れて流れてどんどん注がれた方がいい。

息子は最近「かっこいい?」って聞いてくるから、かわいいって言葉に何か物足りなさがあるのかも知れないけど、私にとって子どもは「かわいい」としか言いようがない存在で、それはもう少し文語的にいうと「愛おしい」とかそういうふうに表現できるものなんだろうと思う。

 

5年後、10年後、30年たってもきっと言い続けてるような気がする。家の中ではいいけど、さすがに外では言いにくいな、おじさんとおばさんになってる予定で、私はおばあさんになってるだろうから。

でも、大好きだよってこと、大切だよってことを伝え続けたい。だって本当にかわいいかから。