もし別の仕事につくのなら...
時々、今の仕事じゃなくて他の仕事をするとしたら何がいいだろうか?と考えてしまう。
イタリアに行った時、美術品の修復をしている人を見かけて「こういう仕事ってすごくニーズあるだろうな。楽しそう。」と思った。
今の仕事をしていると、ものすごく頭良くて神童とか呼ばれちゃう感じだったらお医者さんはいいな。と思ったりする。
内情は知らないけど、資格で一生生きていけるものの代名詞みたいなものだし。
あとは、やっぱり子どもが大好きだから保育士さんもいまだに素敵な仕事だなと思うし、今からでも資格取りたいなと思っている。
今のソーシャルワーカーの仕事も好きだから学生時代から勉強して新卒でやってればまた絶対違う感じだっただろうとも思ったりする。
夢というか思いつきというか、夢想は尽きない。
でもめぐりめぐって採算度外視でやるとすれば、古本屋が実は憧れ。
本の目利きとかできて、古書とか「これ買い!」とか思って、こだわりの本を集めたり、その傍ら日がな一日、本を読み耽ったり。なんて贅沢な人生だろう。
なんなら、物書きにだってなってみたい。残念ながら、紙と鉛筆を前に何も新しいものを生み出せないことが小学生の時にわかったので、あの日以来チャレンジしてないけど、無謀にもローラースケートを履いた男の子の物語を作ろうとしてたな。
光GENJIの影響を受けたとしか思えない設定だったな。
大人になって新聞記者になって、取材したことを自分の言葉でどんどんまとめていく作業が本当に楽しくて時間を忘れて仕事に没頭したのは良い思い出。
そう考えると、言葉と近い仕事がやっぱり好きなんだろうと思う。今は話すことは多いけど、書いて表現することがまずないから、少し寂しくもある。
ただ、古本屋はきっと今時はなかなか収入につながらないだろうから、現実を見ると「手に職」ってつまらないところに落ち着くんだろうな。子どもにも「資格は大事よ」とか言ってしまいそうだな。
実際のところ、姉も私も結局資格で生きてて、義兄もそうで...身をもって体験してしまっていて、良いような悪いような。
まあ、まずは足元の足し算、引き算から。