子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

今頃はオリンピックだったのに

開会式から約1週間。

昨年の今頃は、この国がテレビや新聞を通してオリンピック一色に染め上げられていたことだろう。

私はパラ狙いだったけど入金するのを(というか当選メール自体気づかず)忘れてチケットはゲットできず、沿道もしくは遠目で選手団でもみようかな、子どもの社会経験的に。

と思っていた。

つい先日、撮り溜めていたビデオを見ていた。

今年3月に放送されたドラマだったけど、番宣のCMでは「聖火がいよいよ○○に」みたいなことになっていた。今、あの火はどこで燻っているんだろう。

 

そもそも猪瀬知事の時代にオリンピック誘致をがむしゃらにやって滝クリが「OMOTENASHI」とか言っちゃって、無駄に国内にもプレッシャーをかけて得たオリンピック開催地の権利。

今やすっかり貧乏くじ状態。

次のパリ五輪だってきっと内心、フランス政府は「ヤベェな、でも前例を東京がやってくれるからそれ見ながらだな」って思っていると思う。私がフランス人なら間違いなくそう思う。

 

この夏オリンピックはなかったけど、この夏4連休は惜しみなくあった。惜しみなくあったがゆえに、10月の体育の日は消えてしまった。

来年もし開催になったら、やっぱりまた連休になるんだろうか、それとも来年のことはわからないから平日になるんだろうか。

わからないけど、どんな形であれ、今年やるっていうのと来年に先送りってなるのとではモチベーションに大きな開きが出る気がする。

「練習のチャンスがあると思っています」とかさすが国を代表するアスリートは殊勝なことをおっしゃるけど、なんだか私レベルだと「もうやらないでいいんじゃない??東京・パリ共催五輪にしちゃえば??」と本気で思うのだけど、どうなのだろう。

 

そもそも政治とスポーツなんて大学時代に教養科目で習って以来、全然楽しく見られなくなったし、いつも政治の影を追ってしまう。

 

最近の安倍政権のお金ばらまき、マスクばらまきを見ていると日本は財政破綻するのかなと思ったりするけど、五輪なんてやったらとどめを刺されそう。