子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

息子の「ごめんね」

息子はいまだに手が出てしまうことが多くて、家では娘がその犠牲になっている。保育園ではどうなのだろう。先生は何も言わないし、お迎えに行く時間は一人遊びをしていることも多い。それに園外で会うと、お友達が無邪気に声をかけてくれる。

うまくやっていけてるのだろうか。不安半分で日々過ごしている。

 

息子が手を出してしまうのは、「ちょっとじゃれたつもり」「相手にして欲しかった」「ムシャクシャした」などその時々で息子なりに理由があるようだ。

 

娘は顔が傷だらけになってしまっていて、その度に私が仲裁に入って娘の顔を冷やしたり血を拭いたり、息子を諭したり。予防ができたら一番なのだけど、仲良く遊んでいたと思った3秒後の暴力になす術もない。

後に残らない傷も加えると一体何度娘は傷つけられたことだろうと思う。

 

今朝も息子の手が出てしまい娘の鼻から血が。

まずは謝りなさい。痛い思いをさせる、相手を傷つける行為は言葉であっても行動であってもママは怒るよ。そういう思いを相手にさせているのだから謝りなさい。

と伝えたところ「僕なんて死んでもいいんでしょ。ママは嫌いなんでしょ」と。

最近はいつもこのやりとりになってしまうけど「そうじゃないよ」ってことはなかなか息子に伝わらず、「私に怒られた」ってことで泣いてしまう。

 

それでも今日は「姉ちゃんが痛い思いしたでしょ。そうしたら謝るんだよ」と繰り返し伝えたら小さい声で「ごめんね」と振り絞るように謝った。

ただ娘の気持ちはそれではおさまらない。

「もっと大きい声で」「もっとそばで」と負けじと要求を重ねてくる。

息子にとっての精いっぱいのごめんねだったから、今日はこれ以上は息子には難しいだろうなと思って娘のケアをしてその場はなんとなくおさまったけど、こうしたことってなかなか難しい。

謝ることが全てではないかもしれないし、謝ればいいんでしょとなるのも嫌だけど、悪いことを悪いと知ってそれに対して謝るってことが気持ちの中ですんなりできるといいなと思うし、過失でも故意でも人に対して傷つける行為がダメなんだと知って欲しいけども。