子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

姉弟で遊ぶ

娘と息子はすごく仲が良い。喧嘩するほどに仲が良い。

プロレスもどきごっこも、公園遊びも、シルバニアファミリーもミニカー遊びも全部、娘と息子で遊んでいる。

ニンニンジャーを見るのも、トッキュウジャーを見るのも一緒。こんなに一緒にいるから、娘が小学校、息子が保育園の今、毎朝息子の心は千々に乱れている。

「学校に行きたい。一緒に行きたい。ね〜一緒に行こう」と姉を追いかける。

時間がなくて遠回りできない日も、息子は離れ難く娘のあとをついていく。

 

私も小さい頃に姉と仲が良かった。

いっぱい一緒に遊んでもらったし、息子のようにはっきりと姉の後を追いかけたことはそこまでなかったけど、それでも遊ぶ時はいつもついて行ってた。

小さい頃、というか10代までは姉と一緒にいるのがすごく当たり前で、気づけば一緒にいない歳月の方がよほど長いのに、今でも心のどこかで姉への信頼、存在があって、たまに会うとすごく嬉しい。

 

娘と息子はこの先、きっとそれぞれの人生を歩むことになるだろうし、10代にもなればそれぞれの仲間や友人でいっぱいで、二人で遊ぶ時間などほぼないのかもしれない。だけど、姉弟が助けあったり、励ましあったり、たまには喧嘩したりしてお互いの関係を築いてくれるなら私はもうそれだけでも十分と思うほどだ。

 

先日、久しぶりに娘が癇癪を起こして風呂場で泣き喚いて手がつけられなかった時「シャワーが暑いの?痛いの?大丈夫??」とずっと息子が慰めていて、娘を洗体して、拭いて浴室の外に出した後も、寝転がって泣きじゃくる娘に「眠いの?風邪ひくよ。洋服持ってこようか?」と健気に立ち働いてくれていた。

 

普段は娘が息子にしてあげることが多いけど、息子にとって誰よりも輝いていて大好きなんだろうな。

雨の降りしきる1日でも、二人はお互いがいれば無限に遊べる。

きっと、こういう日々の積み重ねは大人になってもずっとずっと心に残るだろうな。