子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

出産年齢

子どもを最初に産んだのは33歳になってすぐのことだった。

そもそも結婚自体が30過ぎてからで「子どもは授かれないだろう」と思っていた。

私自身が過去に生命に関わるような病気をしたことがおもな理由だったけど、意外にもすぐに妊娠して幸いにも大きなトラブルなく出産に至った。

それでも、出産年齢として「もう若くない」という気持ちでいっぱいだった。

その3年後に息子を産んだときには「高齢出産だな」とひしひし感じながらだった。そもそも娘を産んでからというもの、体力が持たないという感じがすごくあった。

ちょうど臨月に資格試験の勉強していたこともあって、集中力のなさとか眠気とか大学受験の頃とは比較にならないほどの体力だったし、集中力って体力でもっているんだということも、そのとき悟った。

 

翻って、姉や母は出産を20代でほぼ終えていた。

周りを見ると、もちろん30代で初産という人もいるものの、20代で子育て真っ只中、30代で小学生のお子さんがいて...という人も珍しくない。

どっちがいいも悪いもなく、もうそのタイミングで授かり育てているという事実が全て。

 

だけども自分がもしも...と欲張るのなら20代前半で結婚して子どもを産んで痛かったなと思う。

友達は20歳で子どもを産んでいて40歳になったときに息子が二十歳なんだよ!もう私の青春が全部息子のものなんだよ〜と嘆いていた。

だけど、結局私の20代も男女何かとは程遠く仕事に明け暮れていて、一人旅をたまにするくらいで、味気ないものだったことを考えると、早々に子どもがいる人生というのも全然問題ない、むしろ良いのではないかなんて思ってしまう。

 

娘が二十歳のとき、私は幾つだろうとか息子が二十歳だと...?恐ろしい...なんて思ったりしながら体力と金銭とのにらめっこ。

 

ないものねだりなのはよくわかっているし、今の現実に不満があるわけではないけど、本当、もう少し自分が若かったらな〜とは思う。せめてあと5歳!なんてね。