「自分のために生きる時代は終わった」
だてに中高女子校に通ってたわけじゃない。中学一年からの友人の誕生日にメッセージを送った。
初めての私立、あの頃片田舎の千葉から通学しててみんなに(多分、超)バカにされてた。
そんな一年生の秋に入った部活で知った友達。つんとしましてて、でも話せばどこまでも気が合って、私が東京のおばあちゃんの家に行った日は一緒に登校できてあっという間に仲良くなった。
同じクラスになっても絶対に一緒のグループにはならないし、お互いに違いもあったんだろうけど、それでもすごく仲良くて楽しくて、距離もあるのにやっぱりお互いに大事で。
そんな謎の関係だった。
その子の誕生日なのだから祝って当然であり、感謝とお互いの健闘を込めてのメッセージを送った。
そうしたら返ってきたのがこのタイトルの言葉。
「自分のために生きる時代は終わった」
お互いに子育てしてて、政治の問題も経済も、子育ても教育も私たちが向き合うべき問題は未来のことであり今目の前のことであり、私個人の人生には大きな影響がないにしても、未来の子どもには大きな禍根を残す状況が目に見えている。
彼女の言葉にまた凛とさせられる。
平凡な学校だったけど、こうして出会って倍以上の四半世紀も(!)切磋琢磨できてリラックスできて、他には変え難い友人に出会えたことは本当に感謝している。
いつまでも友人のカッコよさに憧れている。