子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

人生は長くそして短い。

みんな、どれくらい鮮明に昔の記憶を辿れるだろう。

小学校時代?それ以前?

もっと後??

私の場合は小学校時代のことは苦々しく覚えているけど体感的にはちょっと遠い。

中学時代から感情面での浮き沈みを伴いながら思い出せる。

卒業のときにPTAの会長が言ってたとおり「人生でも一番多感な時期の6年間」だからかもしれない。

人生のいろんな思いの半分程度を(もっとかもしれない)中高時代に味わった気がする。

その後は、知ってる感情の繰り返し。もちろん、都度新鮮ではあるけど、この気持ちはなんだろう的なことは、もうあまりない。

 

人生を80年としてももう折り返している。

いまだに中高時代の気持ちにリアリティをもって思い出すのは、逆説的には年をとったせいかもしれない。だけど、事あるごとにずっとあの頃の気持ちに立ち返っている自分がいる。社会人になったときも、結婚したときも離婚したときも。

だからといって同窓会にも参加しないし、親しい友人にすらもほとんど会っていない。

 

残りの人生の長さはどれくらいあるのかわからない。だけど、過去のことも今のことも大事にしながら、将来のことも少しは見据えて生きていきたいなと思う。

明日死んでもいいような準備は残念ながら全くできてない。

だけど、人生には何が起こるかわからない。

子どもに遺すことも、親のことも考えながら最近は時々、人生のあれこれを考えている。