子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

石を投げられた。

買い物に行こうとしていたときのこと。

家の前の公園に娘の保育園時代からの友達が一人で遊んでいた。

一緒に遊ぶのか、私と買い物に行くのか、どうするか娘に聞いたところ、「一緒に遊ぶ」とのこと。息子の様子もしばらく見ていたけど「一緒に遊ぶ」というので、公園から離れないことと、手に持っていた石は絶対に投げてはいけないことを何度も厳命して公園近くのスーパーへ買物に行った。

 

程なくして戻ると、娘の姿はなく、息子は知らない子達に囲まれていた。

どうも息子は失禁してしまったらしく「動けない〜」と言っていた。まずはすぐに取れて帰らなくちゃと思って家に戻ったところ、指が痛いと言って見せてくれた。青くなっていて「どうしたの?」と尋ねたら、娘の友だちに石を投げられたという。

 

ふーん。石は投げちゃいけないよって、息子にも言ったけど、聞こえる距離と声でみんなに言ったつもりだったんだけどな。

そう思いながら、思い出したのが聖書の話だった。

罪を犯した女性に「自分は罪を犯していないと思うのなら石を投げよ」とイエス様はいった(雑な要約)。

石を投げる行為はこの聖書の言葉を彷彿とさせるから、私の中ではより一層、石を投げる行為は非常に相手を侮辱しているし傲慢な行為に思えてしまう。

 

でも、その現場は見ていないし、息子だって石で遊んでいたことには変わりない。だけど痛い思いをするのはやっぱりいやなことだ。

そんなことを考えながら、友達との関係に親がどれくらい突っ込むのかなんとも悩ましいなと今も悩んでいる。

 

小学1年生だから、石を投げることがなぜいけないのか、はわかるだろうし、そもそも息子に「投げちゃいけない」って話をしたときにもどういうことが想定されてなぜいけないのか伝えていたから、その子も聴いていた。

知っていて投げたのだから、彼女の心のうちはわからない。

 

親としては子どもの命を守ることが最優先だなとおもうと、やっぱりしばらく一緒に遊ばせたくないなというのが本音。