子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

「感じの悪さ」というもの

「感じ悪い」と思うものは、どんなものだろう。

人それぞれなのだろうけど、私が個人的に幼少期から「嫌だな」とか「なんか感じ悪い」と感じていたものは、「嘲笑」とか「偏見」とか「差別」といったたぐいのものだ。

ただ、鈍感なところもあり、あからさまなもの以外にはあんまり気づいてなくて、今に至っている。

先日「天国と地獄」という綾瀬はるか主演のドラマを見ていたら、綾瀬はるかが警察組織の中でさまざまなハラスメントを受けている様子がこれでもかと描かれていた。私には、それくらい頻回に「いじめられている」という印象を受けた。

ひたむきに一生懸命に捜査する綾瀬はるかに情報を知らせなかったり、彼女の話を聞かなかったりと、とにかく第一話(だったと思うけど)から感じ悪かった。

たまたまつけたけど「もう見ないな」とおもったのは、感じ悪いとおもったからだ。

 

この感じの悪さって別にテレビの中に限らず、実生活の中でもあちこちにある。

患者さんに対してすごく馬鹿にする医療スタッフとか、与党政治家なんて感じ悪い者の集団に見えるし、神経を逆なでされるようなことも多い。

自分もまた、軽はずみな言動や態度が「感じ悪い」と誰かに思わせているかもしれない。

 

一方で「感じ良い」というのは、次も気になるし、一緒に仕事がしたいし、2回目以降っていうのの期待をせずにはいられない。

何事においても「感じの良いこと」は社会を動かすというのは大げさで、私にとってすごく大事な指標になっている。

 

そうそう。Z会について入会を悩んでいる昨今、問い合わせ窓口の女性の対応が親切丁寧ですごく感じ良かった。

 

息子が怪我したときにうちの病院のトップの先生が見てくれたけど、すごく感じが良かった。

「感じの良い」というものは自分のモチベーションも高めてくれる。

 

感じ悪いって本当に悪影響だなと思う。

横柄な物言いの政治家にはなれなくてもいい。ならなくていい。

感じの良い人になりたい。