子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

久しぶりの銀ブラ

コロナとかなければ、少しまとまった休み(連休とか)があるとだいたい日本橋とか銀座に繰り出していた。別に用事があるわけでもなく、「友達の誕生日プレゼントを買おう」とか「新作のあれがみてみたい(ウィンドウショッピング)」みたいな、ささやかな理由ででかけていた。

日本橋から銀座にかけての街路樹や花壇の花を愛でて、舗装された道を歩いては、「こういうところが中央区の素晴らしいところ。財政があるって道にも反映されるよね」と友人と語り合ったのは高校時代のこと。

あの頃からあんまり思考に大きな変化がなく、あの頃から「おばさん」だったんだろうと思う。

でも、自分の考えとしては、それがその頃も今も一番しっくり来る。

 

というわけで、出かけるたびに他区の財政事情に思いを馳せている。銀座の町並みもここ数年でまた様変わりしている。老舗が潰れたり、大型店舗の中にこっそり入っていて、「土地を買収されたのかな」と思ったり、スナックばかり入っていたふる〜いビル(丸源とかの)が建て替えとかスクラップとかされていて「時代だな」と思ったり。

 

バブル崩壊後の1990年代半ばに中高生だったから、あの頃はどんどん銀座の町並みが外資系資本に侵食されていく様を眺めていた。

日本橋の東急百貨店で文房具を買ったのも今や遠い話。程なくしてコレドになってしまった。日本橋は定期範囲外だったから、茅場町から歩いてたっていう懐かしい思い出。よく、銀座から茅場町まで歩いたなぁ。

よく、ローファーで歩いたなぁ若かったなぁ。

なんて。

 

なので、一人でいっぱい歩いて街の変化とか四季折々を感じて大きくなったもので、いまだに「ミキモトのツリーは今年はいかに?和光のショーウィンドウは?」と気になって仕方ない。

 

コロナがなければもっと頻繁に出かけてただろうけど、今年度はあまりその時間も機会もなかった。

久しぶりにゆっくり過ごせる時間が取れそうで、息子を連れて銀ブラ(小走り)。

 

もっとゆっくり見たかったけど、息子のトイレのことが気になったり、店から出たくなってしまう息子同伴ではゆっくりはできなかったけど、また少し景色が変わっていて、定点観測を引き続きしていきたいなと思った。

定点観測に最適なのは、教文館の上のカフェと三越の上階のフリースペース。

 

老後になっても銀座までアクセス良好な場所に住み続けねばな。