わりと、自分のことを完璧主義だと思っていたけど、完璧主義とは程遠い人生だなと振り返ると思う。
そもそも完璧主義者の人は「詰めが甘い！」ってミスしたことなどないだろう。ミスを未然に防ぐのが完璧主義のイメージ。
大学受験だって高校3年生になって急に志望校が明確になって、偏差値なんて天と地。浪人確定で受験したなぁ。
完璧主義だったらもっともっと早くにメンタルが崩壊してただろうけど、実際には志望校に受かった後にその時はやってきた。
自分の頑張りと息抜きのバランスが上手にできないことと、完璧主義かどうかはきっと別物なのかもしれない。
努力したり、何かを頑張るということに対するポジティブなイメージとか、自分もそうありたいとかいった価値観は有しつつも、完璧でいようとはあまり思わず、「まあしょうがない」という余地をなるべく広く、深く取るようにしたいと思っている。
その結果、生活のだらしなさみたいなものが否定できず、もう少し完璧主義的な要素が自分には必要なのかもしれないけれど。
4月だし、いろんな人が新しい年を迎えている。子どもも学年が上がってクラス替えがあったり、それなりに変化が多い。
私は何も代わり映えしなのだけど、今年度も頑張るときと休むときのバランス、自分の「ちょうどいい」を引き続き探って心身健康にすごしていきたい。
仕事では特に思う。完璧であることよりも「より良い」ものをその都度で選び取っていくことが大切だ、と。
