年に2回しか行かないくせに言うなって話。
私も結構いい年になっている。
小さい頃の私が聞いたら、正真正銘の「おばさん」と呼んでいいと思っている年齢だ。
職場での物怖じしない感じはまさにおばさんであり、客観的にも主観的にもおばさんであるという自認がある。
なので、別にアンチエイジングをしているわけでもないのだけどやっぱり「疲れた感じ」や「くたびれた感じ」というのは自分の望む方向性ではないことも思うときが多々あり、老いた感じ、くたびれた感じというのは何を隠そう髪の毛に現れると思って、一生懸命に髪の毛をブローしている。
髪の毛の手入れなど入浴後のたかだか5分なのだけど、もっともっと子どもが小さいときはその5分すらも時間がなかった。
あったとしてもそれ以上にやることがあり優先順位はもっともっと他のことで締められていた。
息子が4歳にになり、時間をかけてでも自分でパジャマを着られるようになった成長は大きい。
たびたびテレビに見入ってマッパで過ごしているけれど、幼児のときのそれとは違い、「早く着ちゃいな〜」で済ませられる。
そういう家庭環境の変化も後押しとなり、今、私の毎日の習慣として髪の毛を乾かすことが定着している。
自然乾燥が極意だった10年前とは大違い。
社会人になって独身だったときですらも髪乾かしてなかったなぁ。
そんな私が夜な夜な髪の毛を乾かしているなんて、なんていうQOLの向上だろうか。
トリートメントも痛みに最大限働きかけてくれそうな高いものを使っている。ヘアオイルも施している。
これで生き生きしろよ髪の毛。と思っている。
本当はお肌もそれくらい生き生きしろよと伝えたい(染み込ませたい)のだけど、私の肌質が完全にアトピー共存の肌により、日焼けをした日でも夜には処方された薬で整えるのが一番良さそう。
シミ・しわ改善なんて来世の話になりそう。
肌も大事だけど、髪の毛も大事。
どんなに肌が綺麗でも髪の毛がボサボサだったらすごく老けて見える。
誰が見ているわけでもなく若返りたいわけでもないけれど、自分の中にある、この「少しでも美しく」という要望は、タキマキへの絶え間ないあこがれから来ているのかも。
そのことをふと思い、タキマキに出会ってこんなにも人生が変わるとは、私が変わるとは...とまるで恋をしたかのように気持ちに変化が生まれている。
あんなふうにはなれないけれど、美しや、美しや、と憧れていると千分の1くらいは彼女の努力にあやかりたい、私も頑張ろうと思える。
恋愛よりもよほど自分磨きの効果があるね、憧れの同性は。
ま。私は相変わらず年2回しか美容院に行かないけどさ。