子どもが父親のところに旅立った。
子どもとバイバイして、元夫に引き渡してからの道のりは、両手が一気に空いたのになにかを失くしたような心もとなさでいっぱいで、寂しい。
小さい頃に親がいない昼の時間、全然寂しくなくて一人の時間を謳歌していた。
今もどちらかと言うと、子どもと同じ空間にいながらそれぞれが別のことをしている、というのもあまり気にならないしお互いにやりたいことをやりながら、合うところは合わせるし、という程度でいいかなと思っている。
にもかかわらず、存在そのものがいないっていうのはやっぱり何か圧倒的に喪失感がある。
親に対しては抱かないのに、どうして子どもにはそう思うのだろう。
子どもたちはすでに寝たらしく、無事に家についたことはとりあえずよかった。
元夫の苦手なところもあれこれあるものの、私よりも安全管理はするだろう(コロナや衛生管理は別として)と思うし、食い違いは夫婦間ではあれど、子どもの父と母。
子どもにはどういうメッセージで伝わっているかわからないけれど何度考え直しても、こうして託せる思いをまだ残している間にそれぞれの道を選ぶことにしたのは、良かったのではないかと思ったりもする。
離婚は永遠に賛否両論のある話なのだろうし、いろいろな想定もしてみるけども私にはこれが最善策だったなと、今日見送っていて思った。
無事に帰ってくるまでに家を片付けよう!