何ヶ月か前、王様のブランチでLiLiCoが紹介してたのを見て以来、見たいな、見たいな私の好みだなと思っていた。
見る前のイメージは「キャッツアイ」だったのだけど、実際は少し違う。
だけど息を呑むアクションとスリルと。
もうありきたりの言葉では言い表せず要するにexcitingという形容がピッタリだった。
いちいち、一から十までかっこいい。
日本の映画とかのアクションものってどうにも重いイメージが付きまとう。
裏社会、裏組織と警察の泥沼な戦いとか、おとり捜査で警察の人が顔中あざだらけにしてフルボッコにされながら犯人を追い詰めるとか。
もはや敵か味方かも区別がつかず、どっちも人相悪い、みたいな。
だけどこの映画はなんだか明るい。
事件の背景には意外にも深く触れず、とにかく3人の女性の爽快なアクションに焦点を当てた作りになっている。
どの女性も魅力たっぷりだし、エレーナがメンバーになるかどうかのテストだったりもして、華やかで軽やかに見せながらも伏線もいくつか敷いていて。
人気の高い映画というのも頷ける。
悪役の筋肉隆々の人、すごい怖かったけど意外と最後はあっけなかった。
それに味方だと思った人が敵だったり。
いろいろと最後の最後まで展開が見逃せず、子どものいないつかの間に一気に見てしまった。