子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

喘息にて入院。

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ようやく6連勤が終わったと思った日の夜、息子の胸の音がどうも怪しかった。それでも息子は最後の一息まですごくがんばるというか、全然「予兆」を見せない。

だから夕方少し買い物にも突き合わせてしまったし、娘とじゃれていて店内で咳き込む姿に「咳なるべく控えて」など言ってしまった。

 

その晩、ご飯をちょこちょこっと食べたら「もう寝たい」といってお布団に入り込んでしまった。当然、眠れず咳をしたり起きたり寝たりを繰り返していたけどいつものようにはしゃぐ元気もなく、ネブライザーをして寝ようね、ということでモクモクとして就寝した。

就寝といっても眠れることはなく、咳してゴロゴロして抱っこでも眠れず...。

明け方にいよいよ怖いと思って血中酸素を測ったら何度測っても93%を超えず。

90を切ったら救急車かなとか思いつつ、明け方4時。

あと2時間位たってから...と思ったら息子がうとうと寝始めたから私も仮眠を取って6時過ぎにまた様子を見ていたら息子も起床。

とりあえず、母は仕事の予定があると言っていたから娘を頼めないのは承知で「ちょっと息子がやばめだから今日、病院に連れて行こうと思う」ということを伝えたら、娘は父が見てくれる、っていうか見てもらうしかないよ、と言われ、家に娘を置いて息子と病院へ。

結果的には父も予定通りにお出かけしてしまい、母の仕事が終わるまで娘はお留守番していてくれた。

 

息子は息子で、病院についてからも当然、SPO2は低め安定で上半身を大きく上下させて肩で息をしていた。

すぐに先生がレントゲンを撮ってICをしてくれた。

息子の喘息との付き合いも5年目となるのにしらなかったのだけど、レントゲンで肺が真っ黒になるのは「酸素を取り込みすぎている」ということらしい。もっと正確に言えば、酸素を吸えてもうまく吐き出せないのが喘息の典型的症状、とのこと。

なるほどなるほど!

以前も「肺が黒いね、喘息」と言われたことはあったけど「酸素が入ってればOK」という素人の浅知恵。

喘息はそこじゃない、ってことらしい。

 

なるほど〜へ〜〜なんて思って、吸入やら点滴やらしていたけどSPO2は改善するはずもなく「やっぱり入院したほうが」と言われた。

私も前夜の苦しそうな息子をもう一晩、丸腰で見る勇気はない。

ここは入院が最善策でしょう、ということでバタバタと入院に向かった。

 

久しぶり。2年ぶり4度目。

息子も慣れたもんなのか、「入院なんだよね」と諦め半分で抵抗することなく病室へと向かった。

大丈夫、まもなく帰れる。

後少しの辛抱よ。

喘息も、息子のような乳児喘息と、よく聞く小児喘息では予後が違うようなことが前に読んだ文献に書いてあった。どっちもちゃんと治療すれば大きくなって発作が起きなくなるのは同じようだけど、RADになったことを思うと、たかが台風、されど台風。

息子には大きな一撃だったみたいだ。

それでも、一歩一歩治療を進めて上部になっていくしかない。