我が家はそれなりの狭小住宅だ。
家族3人で住むには十分だし、いずれ子どもたちが巣立って一人になったらむしろ広すぎるくらいだから「ちょうどいい」と思っている。
その昔、小学6年まで過ごした家は庭付き戸建てだった。
千葉の田舎に住んでいたから団地もあったけど、戸建ては当たり前。マンションはほとんどない地域だった。
東京は戸建てもあるけどマンションも多い。
我が家もご多分に漏れず、集合住宅。しかも築何十年も経っているから水回りのスペースがすごく狭く作られていて、風呂場も変わった作りだからいくらリノベーションしても、現代の新築マンションみたいな感じにはどうもならない。
さて、そんな我が家に似つかわしくもない家電が導入された。
ドラム式洗濯機様。
この洗濯機についてはいつかゆっくり紹介しようと思ったまま、あっという間に1ヶ月がたった。
驚愕の請求額に震えている。
どこかの預金を取り崩そうかと、崩せる預金等そもそもあるのか、と。
そして「8億円入らないかな」という夢想を日々している。
それはともかく。
ドラム式洗濯機が欲しかった一番の理由は「乾燥まで一気通貫」であることと、「洗濯をしたときの熱でなんと乾燥ができてエコじゃないか!」という2点において。
結論から言えば完璧だった。我が家に来てくれたドラム式家電。色も、デザインも、性能も。
私は毎夜、洗濯をするのだけどそれを干す家事が一つ減った。相変わらず、たたむ動作は翌朝に残されているけれど、干す動作がなくなっただけでも私の時間が少し増えた。
最高である。