「赤いもの」というお題に惹かれて。
今週のお題「赤いもの」だそうだ。
「赤いものは好きですか」の意味はどうやら紅葉のことなどを指しているらしいけど、私がまっさきに思い浮かんだ赤は「正義の色」=赤ということ。何かというと、息子がもう少し小さい頃、3歳の終わりころからやたらと赤を欲した。靴も、Tシャツも帽子も。赤こそがかっこいいということの象徴らしい。
その憧れがいまだに続いていてなんとなく赤いものを好んで身につけている。
そういえばジュウオウジャーだのウルトラマンだの戦隊シリーズ系は赤が一番強くていつも真ん中にいる。
男の人が中に入ってるけど赤い。
ランドセルになると赤=女の子というステレオタイプは今もあるけど、最近は男の子でも赤い上履きを履いているのを見ると赤も女の子の専売特許ではないことを感じる。戦隊モノのヒーローが赤なのは昔から変わらない気がするけど、男の子のグッズに赤が浸透しているのはとても意外だった。
もしかしたら私が小さい頃からあったのかもしれないけど、身近に男の子がいなくて認識がなかっただけかもしれない。
よくわからないけど、世の中でも一般的に「男の子が赤なんて」などと言われなくなって久しい。
その子、その子に似合うカラーがあるんだなと思うし、娘は淡い色が似合って息子は原色が似合って...そんな違いもおもしろい。
もう一つ、赤といえば「いやいやえん」。
赤が着たくないしげるくんが幼稚園で徹底的に赤いものを外されるという(りんごは食べなくていいとか)お話。今読むと先生はきついし怖いし、みんなの前でこんな注意の仕方って...と思うような世界なのだけど、30数年前の私は繰り返し繰り返し読む大好きな話だった。赤というと「いやいやえん」も思い出す。
今年はなんだか忙しくて紅葉を見に行こうという気持ちの余裕、時間の余裕はないけどいつの間にか秋真っ只中。