子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

見えないところで成長中。

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娘がすっかり学童に行かなくなってはや5ヶ月。私からも「今日は行く?どうする?」といったことを全く聞かなくなったし、毎回、前月末までに利用予定日を記入して提出する書類も出していない。

私も仕事があって娘の下校時間は家にいないことのほうが多い。ほぼ毎日いない。そんな日々だけど、娘なりにいろいろな壁にぶつかり成長している。

ある日のこと。普段と違って遠足でランドセルを背負っていかなかった日に、鍵を家に忘れてしまった。

幸い、朝私が気づいたものの学校に届ける時間もなく、家のポストに入れておいてそのことを娘にメールで伝えていた。

 

帰ってきた娘がポストを開けようとしたら、どうも何十分格闘しても開かなかったらしく、私も電話に気づかず…。

結果的には娘が管理人さんに聞いてポストのダイヤルキーを教えてもらって開けたとのこと。

困ったときに「管理人さんに聞く」ということができていて、偉いなぁと思う。

事細かにシチュエーションを例示して教えたことはなく、ざっくりと「困ったら管理人さんか警察へ」と伝えていただけ。

管理人さんも必ず挨拶してくれて顔も覚えててくれているから、それも助けられた。

 

ある日は、水道管工事で水が夕方まで給水されない日があったのだけど、夕方「水が出る」という時間になってお風呂に入ろうとしたら出なくて困ってしまったことがあった。このときもおばあちゃん、おじいちゃんに助けを求めたものの誰も電話に気づいてくれず、お風呂に入る状態で途方に暮れてしまっていたらしい。だけど、暖房をつけて部屋でおばあちゃんが電話に気づくのを待っていた、と。

 

家の中にいればどうしているといいか、困りごとに対しての解決策まで自分で持てていて、一度も泣かずに対応できる娘の成長に本当に目をみはる。

私自身のことを思うと、割と胆力のあるタイプだったから鍵を忘れることまで想定してその頃住んでいた戸建ての家の窓の鍵を一箇所開けていた。

何度か塀を登って家に入ったことがある。娘は完璧主義のフシがあるけれど、応用力も合わせ持っていて生きる力がしっかり身についているなぁと思う。

 

私自身、この年になっても忘れ物が後をたたない質だから、娘の持ち物まできちんと管理してあげられない。そのあたりも含めて娘がそのあたりの管理能力や解決能力をすでに身につけているって頼もしい。

ただし。つらそうではなさそうだけど、ストレスになってないといい。