子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

音楽と生活。

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その昔、タワーレコードのキャッチフレーズに「NO MUSIC,NO LIFE」というのがあった。あれは今もあるのだろうか。

ちょっと大げさだなと思ったけど、仕事の行き帰りのわずかな時間に聴く音楽は確実にストレス発散になってるし、何かが浄化されていくというか昇華していく感覚がある。

息子のことを思い浮かべたり、娘のことを思いながら聴く歌も少なくない。ゴリゴリのラブソングもあるのだろうけど、最近の(といっても私が聴く音楽なんて10年、20年も昔のもの)音楽はそこまででもないような気がする。

たとえば、椎名林檎の「幸福論」だとか「閃光少女」など結構好きなのだけど、子どものことを思いながら聴ける。

ミスチルもそう。

 

最近は、息子の成長のことで困ったなとか考えてしまうことが多かったけど、そんな時にふと聴いた「ありあまる富」とか「閃光少女」はシンプルに息子のことを大事に思う気持ちを後押ししてくれたなと思う。

 

一緒にどこかに行く度に「今これをするときではない」とか「そこに行ってはいけないよ」とか「これをしよう」など、働きかけることが本当に多い。多いのだけど、考えることが多いほどに理解できるというかわかることもある。彼なりの思考回路であったり、感覚であったり。

善悪は別としても「そういうことだったのか」と。

 

全面的に肯定したりなんでも「いいよ」とは言えないけど、息子の思いとか考える道筋とかいったものを頭ごなしに否定したり拒絶するのも違うかなと思っている。

そんな自分の中のいろんなものが音楽を聴くとなんとなくメロディに乗ってリズムよく昇華されていく。

 

20年以上の時を超えてNO MUSIC,NO LIFEが身に染みる。