子どもと暮らす日々のブログ

病院で働きながら子どもと生活する日々を書いています。

陰と陽

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ネットスラングかどうかわからないけど「陰キャ」という言葉がある。

www.weblio.jpWeblioにもちゃんと言葉の定義がある。ネット上ではどっちかというと社会性のない人をさすことが多いのかもしれないけど、本当に「陰」だなと思う人が意外と身近にいた。昨年秋から異動してきた上司だ。

 

最初は慎重派かな、保守的かなと思っていて半年近くそんな印象で受け流してきたのだけど、いよいよこの人ただのネガティブなのかもしれないと思ったのは先週のこと。

 

先輩のお子さんがコロナの陽性者と接触があったとのことで、自宅待機期間に入ることになった。

こんなこと、子どもが小学校とか行ってれば想定内で我が家もいつどうなるかわからないな〜なんて思っていた。

その先輩と、「次はどこで会えますかね。私が異動するまでに先輩と会えるかな」「そうだよねぇ。また絡むからよろしくね!ってどうなるかね私」「何事もないように祈るしかないですよね。きっと大丈夫ですよ。でもいろいろお世話になりましたっ!」みたいな話をしていたら、上司にしこたま睨まれてしまった。

 

あくまで私と先輩とのやりとりで上司挟むものは一つもないんだけど、こういう会話を気軽にすること自体にご立腹の様子。

 

すっごい厳格...。

もともとそういう組織にいたら平気だったかもしれないけど、社会人の大事な10年を上司とフラットで話す職場で過ごしたおかげ(せい)で、カジュアルに接する癖が抜けない。

さすがに上司にはこのテンポ感やテンションで話さないけど、先輩はネガティブなのを好まないし、心配したってしゃーない!っていう性格の人だから私も少し明るめに接することができる。それでここの部署のムードは保たれてきたと思っている。

 

そういう先輩のきめ細かいムードメークが危機の時にすごく生きてると思う。

だけど上司はそれが嫌みたいで、私のこともそうだけど、先輩のことを目の敵にするフシがある。

それはわれわれも敏感に感じ取っているし、できるだけ上司の期限は損ねたくないけど...

だけどなかなか大変。

彼(上司)のピリピリを回避しつつ、のびのび働くって。

 

コロナが落ち着けば陰も少しは陽になるのだろうか。

 

そういえば上司が赴任してきた直後、他の先輩のケースで患者さん家族が電話をしてきて、先輩が不在だから折り返すと伝えたのに話し始めちゃったのを聴いてしまったら、上司に超怒られたな。

先輩は「そういうことあるからしょうがないよね全然いいよ。誰でも話聴くと思う」と言ってくれたけど。

 

こうあらねばというものがきっとあるんだろうな。

見習うことや学ぶことは多くあるから、何から何まで嫌だということではないけど、働く上での「明るさ」は自己調整大事と思っている。