娘の小学校から配られる「生活スタンダード」なるものがある。いわゆる「校則」をまとめたようなもので、学習時間の目安から日常生活の過ごし方、学校での決まりやルールに至るまで仔細に載っている。
素直な娘の前で「こういうのすごい嫌いなんだよね〜」なんてつい軽口を叩いてしまうダメ母。
でも実際に中身を見て今年も幻滅してしまった。
冬の寒い時に「タイツ、レギンス、ニーハイソックスはだめ」とか、髪の色を変えてはいけないとか。
そりゃ小学生の娘の髪を染めようとはつゆも思わないけど、それって学校に言われる筋合いのことかな?くらいには思う。
まあ、小学生のキューティクルの輝かしい子どもの髪は自然が一番美しいのだけどもね。だから私は染色しないけどもね。
それに寒い時には適宜暖かい洋服で過ごすなんて自己管理の最たるものではないか。
「おしゃれのために寒さも我慢」は、本人の自己責任のもとで許されることであって誰かに強制される話でもない。大体、タイツもレギンスもニーハイソックスもダメって、おしゃれのため?なんで?寒さの対策としては当然なのだけど。体操服が長ズボンならともかく、中途半端なハーフパンツのくせに!!
と小学生時代の自分のように悪態をついてしまう。
学校のこういう非論理的なところって大嫌いなんだよね。
学校にクレーム入れるようなことはしないけど、寒い日に膝掛けを持って行ったり、体育の時間にニーハイソックスを履いてはいけない合理的な理由がずっとみつかっていない。
親の私がこんな調子なので、今年の1月の雪の日も膝掛けを娘に持たせようとしてしまった。
そろそろ、細かい規則でしばる時代から抜け出せないものなのかな。