試験のために渋谷に行った。渋谷自体は行かないわけではないけど、選択できるならなるべく行かない場所の一つだ。
用事があって通過点としていくことはあるけど、渋谷を目的地にするのは昔から好きじゃない。
なんでだろうな〜と思ったけど、久しぶりに必要に迫られて渋谷に降り立って、改めて思ったのは「街が汚い」ということ。
タバコの吸い殻、食べ物の袋のごみ、空き缶...そこかしこに捨ててある。
歩くのも嫌。
それくらいに街が汚い。
おまけに朝早めに行ったせいか、酔い潰れた若者たちがそこかしこ。昔の新宿歌舞伎町みたい。ホストこそいないけど、酔い潰れた若者とゴミだらけの街は渋谷も新宿も変わらない。
10代の頃からずっと「ゴミゴミした」とか「空気がなんだか薄汚い」とか思って好きになれなかった新宿渋谷はすっかりおばさんになった今も体に馴染まない。
きっと良いところもあるのだろうけども。
それにだいぶ再開発されて随分昔に渋谷が目指した「大人の街・渋谷」みたいなものに近づきつつあるのだけど。
それでも昔からある街と店と、人々と。
こういうのっていくら都市計画でどうにかしようとしてもなかなか難しいんだろうな。そこそこ成功したのは六本木だろうけども、六本木とてヒルズとミッドタウン以外はカオスだし。
東京の街って汚くてゴミゴミしててカオスなところ多いんだろうな。
だけどついついいろんな理由でそこに人が集まっては散ってを繰り返してる。これきっと、私がおばあさんになっても変わらないんだろうな。文化って人が作ってるってことは、渋谷と新宿を見ればうなづける。