Facebookを最近はちょいちょいと見ている。更新はもう数年していないし、時々知り合いが近況をアップするから「いいね」ってしたり、ヘ〜〜〜〜〜〜なんて感心している。
離婚してからは特に近況アップも微妙なので、自重している。
10年ほど前、元夫も含めた共通の知り合いや友人が何人かいた。
彼らのうちの一人は、ややモラハラ・パワハラ気味な様子を当時から醸し出していて、奥さんのことを「beautiful wife」とか呼んでいた。
他人様のカップルのことなので、どうでもいいけれど、それに感化されて夫が言い出した時は、本当に興醒めしてしまった。
別に美しくもねぇし。捻くれてたのか、あの頃からもううまく行ってなかったのか。どっちでもなく、そういうことを言う人が苦手というのが正直なところかも。
で、そのbeautiful wife野郎がさまざまなイオン排出機や薬は害とか言ってる内科医にどっぷりとかぶれていた。
ついついシェアされている記事からその内科医の主張に触れてしまったのだけど、病院で働いている身からすると、トンデモに次ぐトンデモ。
おまけに障害福祉や児童福祉の分野にも進出しているらしい。恐ろしい。精神疾患に薬は害悪とか、ワクチンは不要とか。
何も知らずにたまたま保育園に預けたらトンデモでした...とかだいぶダメージが大きいな。
内科医に感化されているbeautiful wife野郎と内科医の共通項は?と無駄なことを考えていて、多分こんなところだろうと思い当たった。
強い言葉、言い切り、決めつけ。これらを好む特徴。
あと、「俺だけ知ってる。みんな知らないだろ?」という小グループ内での優越感。
自分を崇め奉ってくれる人たちの中では王様でいられるから、態度も声も大きい。だけど、保守本流には歯が立たないから「あいつら陰謀だ」と陰謀論を持ち出してきて地団駄踏んでいる。
書きながら思い出したけど、10年前の当時から、内科医にハマってた別の知り合いもいたな。その頃は全然わからないし、知らなかったけど、振り返ったら随分初期の内科医の信者だったのかも。その知人はビジネスの才覚もあったと思うから、うまいことビジネス的にやってたのかしら。
疎遠になって、全然情報が入ってこないから今どうしているかわからないけれど。
昔の知り合いとはいえ、エキセントリックな主張にハマる人たちが知ってる範囲内でいることに多少の戸惑いを覚える。
え?嘘でしょ?って思うものを信じる人たちってやっぱりいるんだな。科学的根拠って世の中の現実を歩く時にはすごく大きな武器だと思うのだけどもなぁ。